
学校では教わらない板金,樹脂,切削の設計ノウハウを学ぶための
図面を描く前に知っておくべき賢い機械加工設計の基礎テクニック
板金部品,樹脂部品,切削部品の機械加工設計のノウハウについて解説する特別セミナー!!
- 講師
國井技術士設計事務所 所長 技術士(機械部門:機械設計/設計工学) 國井 良昌 先生
日立、富士ゼロックスで設計に従事、富士ゼロックスでは、設計プロセス改革、設計審査長等を経験後、現職
横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師
首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師
著書「加工部品設計の儲かる見積力大作戦」など12種
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講の前提条件
職場に2次元CAD、もしくは、3次元CADの設備があること。ドラフターでも構わない。
受講対象
・機械設計担当者 ・生産技術,調達部,検図者,設計審査に携わる技術者
習得知識
① 学校では教わらない、また、企業内では伝授できなくなった板金、樹脂、切削の実務設計に関する設計ノウハウを習得できる。 ② 前記①は、加工の容易性につながり、部品費の低コスト化に寄与する。 ③ 前記①は、組立の容易性につながり、組立費の低コスト化に寄与する。
講師の言葉
ある世界的に有名なホテルの総料理長が、最も得意とする料理を完成させるのに20年を費やしました。 しかし、そのレシピを 盗み見て同じ料理を作るには、なんと2時間で十分です。これが料理の「レシピ」というものです。 たとえば,皆さんが回路基板を収納する筐体を設計しろと言われたとき、ベテラン級の筐体をいきなり設計できますか? もし料理なら、画像や動画で手取り足取り、とても親切に指導しています。したがって、簡単な料理なら、いきなり作れます。 一方、機械設計に関する学問の分野は、非常に豊富な情報が存在しますが、機械設計の実務となると、料理とは異なり 不親切な情報しか存在していません。 そこで、本セミナーは、機械設計に有効な「機械設計のレシピ」を準備しました。これにより、一気にベテラン設計者の領域へと 導きます。 また、設計者だけでなく、生産技術、調達部、検図者、設計審査に携わる技術者には、それぞれの分野に関する「目の 付け所」として大いに役立ちます。
プログラム
第1章 究極の設計サバイバル術 1-1.設計サバイバル術とは、図面を書く前の職人ワザ 1-2.設計不良は、断面急変の探索スキャンで検出する 1-3.板金、樹脂、切削部品における断面急変と回避の具体策 1-4.断面急変の演習と3次元CADによる解説 第2章 板金部品における設計サバイバル術 2-1.板金の角を取るだけでクラックが入らないワザ 2-2.板金箱を設計する設計サバイバル術で一気にベテランへ 2-3.1点固定、回転止めは、職人の設計サバイバル術 2-4.各種の設計サバイバル術で低コスト化へ 2-5.板金箱の設計演習と3次元CADによる解説 第3章 樹脂部品における設計サバイバル術 3-1.最難関樹脂設計を一気にベテランにする設計サバイバル術 3-2.恐怖のケミカルクラックから逃れる設計サバイバル術 3-3.恐怖のウ5 ェルドラインから逃れる設計サバイバル術 3-4.各種の設計サバイバル術で低コスト化へ 3-5.樹脂箱の設計演習と3次元CADによる解説 第4章 切削部品における設計サバイバル術 4-1.フライス部品に関する設計サバイバル術 4-2.旋盤部品に関する設計サバイバル術 4-3.各種の設計サバイバル術で低コスト化へ 4-4.回転軸の設計演習と3次元CADによる解説 第5章 個人演習