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デジタルヘルスケア機器の開発に役立てるための

電機系からヘルスケア機器への参入基礎
~電機系技術者が知っておきたいデジタルヘルスケア機器の技術・知識~

デジタルヘルスケアの基礎と医療環境、ウェアラブルヘルスケアのセンサの原理と仕組み、
医療機器や周辺機器開発の現状、薬事法のポイントについてわかりやすく解説する特別セミナー!!

講師

豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 准教授 博士(工学)  村上 裕二 先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

理系としての常識的な知識で大丈夫です

習得知識

バイオ関係参入を検討するにあたっての、知らないことによる不安を払拭できる知識

講師の言葉

2014年は電機系の各社がバイオ方面への参入に向けて基幹部分の再編を進めた年でした。突如バイオ系新規事業担当と
なった方にお会いすると、みなさま「独学ながら1-3ヶ月くらいでここまではわかってきた」と同じレベルのことを
指しておっしゃるように思います。
本セミナーは細かい知識はさておき、感覚的にそのレベルに1日で達することを目標に進めます。
またとくに私の専門である血糖値センサを例に挙げて、医療機器や周辺機器開発の現状をお話しします。

プログラム

1. €デジタルヘルスケアとは何か
2. 社会的背景
  (1). 現状とこれから10-20年で医療側に起こること
  (2). 医工連携で工に求められることとは?
  (3). ビッグデータの時代
3. 三大死因の特徴と現状の関連医療機器
  (1). がん
  (2). 循環器系疾患
  (3). 呼吸器系疾患
4. ウェアラブルヘルスケア
  (1). 生活習慣病というターゲット
  (2). すでに使われている小型センサの原理と仕組み
    ・加速度計
    ・圧力計
    ・心電図
    ・脈波計
  (3). 各社のとりくみ
  (4). 押さえておきたいその他の簡易分析方式
5. 血糖値センサ
  (1). 糖尿病とは?
  (2). 現状の血糖値センサ
  (3). 連続血糖計
  (4). 開発段階の主要な方式
    ・近赤外方式
    ・コンタクトレンズ型
    ・皮下蛍光性ゲル埋め込み方式
    ・演者らの方式
  (5). 各種療法との連携
6.薬事法(医薬品医療機器等法)とつきあうための注意点と戦略
  (1). レギュラトリーサイエンスとは
  (2). 開発者として知っておきたい規制内容
7. まとめ

講師紹介

略歴:
東京大学工業化学科卒業後、大学院時代を東大先端研バイオセンサー部門で過ごす。博士(工学)。
北陸先端大生体機能材料講座で助手、
東レ先端融 合研バイオチップチームで研究員、
広大ナノデバイス・バイオ融合科学研究所でバイオセンサー開発プロジェクトの特任准教授を経て、現職。
元電気学会デジタルヘルスケア時代の血糖値センサ調査専門委員会委員長。
専 門:
バイオセンサ、マイクロ流体デバイス、センサ工学
所属学会名:
電気学会、日本化学会、電気化学会、日本分析化学会、化学とマイクロ・ナノシステム研究会学会
現在の研究テーマ:
血糖値センサ、マイクロ流体デバイス、においセンサなどの開発技術研究