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凡ミスの検図負担軽減と手戻り削減効果の大きい

凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)に必要な設計内容自己点検の上手な進め方

設計担当者のヒューマンエラー未然防止に必要な設計内容自己点検の取組み方について解説する特別セミナー!!

講師

伊豫部技術士事務所 所長 技術士・機械部門 伊豫部 将三 先生
  富士重工業(株)に17年間勤務の後独立,150社以上で設計技術部門の業務改善の支援に従事

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

特に必要なし

セミナーのポイント

★ 設計担当者自身による凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と取り組み法
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)対策としての先輩・上司検図の在り方・考え方
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と担当者に必要な技術基礎教育修得法
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と設計時に必要な設計ツール類(方法書・手順書 €・基準書・手本図・等)の整備・構築法
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と先輩・上司に必要な事前・途中の指導実施法
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)で自己点検時の急所とポイント
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)発生と手戻り実態の関連
★ 凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と101のケーススダデイテーマ
★ 演習による簡単な設計内容自己点検実施法ポイントの修得

講師の言葉

 あなたの所では、設計担当者に凡ミス(ヒューマンエラー)を作り込ませておいて、先輩や上司が後から探す検図を
出図前に行ってはいませんか? 設計の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)では、如何に担当者自身に
設計途中で凡ミス(ヒューマンエラー)の作り込みを予防(未然防止)させるか? が、大切です。そのためには、
作り込まれた凡ミス(ヒューマンエラー)を後から探す検図を出図前に先輩や上司が実施していてはだめで、設計を
進めて行く全ての過程で担当者本人へ凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)に自助努力を払わせる必要があります。
 つまり凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)の重点を、先輩・上司検図から自己点検実施で品質確保へ対応法を
変える必要があります。
 凡ミス(ヒューマンエラー)には、不注意で発生する形態と、判断による形態の二種類があります。
 不注意の凡ミス(ヒューマンエラー)は、本人が注意して取り組めば防げます。これを上司・先輩や同僚の手を煩わし
検図するのは、大変無駄なことであす。本人の注意が行き届かないのは、注意の仕方が判らない事と、先輩や上司が
検図で代わりに見付け指摘して呉れるため気に掛けず、検図者に任せれば良いと言う依存心が身に着き、本人が
手抜きする結果です。一方判断の凡ミス(ヒューマンエラー)は、識らないことが原因です。 つまり識らないのに勝手に
判断し、凡ミス(ヒューマンエラー)に至るものです。
 従って設計時の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)のため上司・先輩が組織的に必要な対応は、設計時に
必要な技術基礎教育や判断基準と注意点を資料や指導で事前に担当者へ適切に与え、身に着けさせるか? 
 また本人自身へ凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)へ努力させるか? に、掛かっていると言えます。
 これら設計時の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)で担当者自身へ必要な取り組み法を、本セミナーでは
講師の豊富な経験を許に、101のケーススタデイテーマで具体的な対応法をご紹介致します。

プログラム

1・設計凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)対策で担当者自己点検法のあり方、考え方
 (1)設計内容自己点検は、着手前準備時から開始する
 (2)担当者自身で防げる凡ミス(ヒューマンエラー)は、原則他人へ頼らず本人が予防(未然防止)する
 (3)設計内容自己点検は、担当者自身の技術力確認であり、経験則修得を大切に
 (4)先輩経験の共有化には、標準(設計方法、手順、基準、手本図、目標時間、等)類のツール化を大切に
2・設計内容面で凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)自己点検の基本原則と取り組み方
 (1)「設計仕様」作成面の自己点検に必要な原則とテーマ €
 (2)「新規開発」着手面の自己点検に必要な原則とテーマ
 (3)「技術検証」着手面の自己点検に必要な原則とテーマ
 (4)「基本設計」着手面の自己点検に必要な原則とテーマ €
 (5)「詳細設計」着手面の自己点検に必要な原則とテーマ
 (6)「出図図書」作成面の自己点検に必要な原則とテーマ
3・機能面で凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)の自己点検取り組み法
 (1)「仕様設定」面の注意点と取り組み法
 (2)「機能抽出」面の自己点検法
 (3)「性能・特性設定」面の自己点検法
 (4)「設計条件設定」面の自己点検法
 (5)「仕様書」作成および「不具合予測」の簡単な演習 €
4・コスト・精度・工法面の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)自己点検取り組み法
 (1)コスト目標設定面の自己点検見積り比較法 €
 (2)生産設計(材料・工法・精度選択)面自己点検法 €
 (3)コストダウン(材料使用量・工法組合せ)面の自己点検法
 (4)経験則適用と故障予測面の自己点検法
5・出図図書の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)自己点検取り組み法
 (1)出図図書作成時の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と自己点検法
 (2)材料と処理法選択面の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)自己点検法
 (3)工作・加工・組立・測定法選択面の凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)自己点検法
6・凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)と自己点検のケーススタデイ
◎101のケーススタデイテーマによる凡ミス(ヒューマンエラー)予防(未然防止)自己点検法
7・質疑応答およびコンサルテーション 

講師紹介

 富士重工業㈱生産技術部門へ17年間勤務後、1974年(昭和49年)伊豫部技術士事務所を開設、工場生産合理化・IE改善業務
 技術開発・製品設計部門・生産技術部門改善等のコンサルタントとして海外企業の指導経験も豊富。
 現在まで機械・電機製品メーカをはじめ150社以上の技術部門で技術系社員教育や設計業務改善支援に従事し、現在も
 現役として活躍中。
 主な著書に「設計の経験則101」、「設計者の心得と実務101」、「設計のマネジメント101」、「設計の基本仕様51」、
 「設計の故障解析51」、「設計の凡ミス退治101」、「設計のムダ退治101」など多数。
 これら著書をテキストとする社員教育とセミナー参加者は3万人を超える。