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自動検査と目視検査を運用するための

外観検査の技術と運用ノウハウ

目視検査と自動検査の類似点・相違点・特徴、限度見本や検査基準の設定、検査環境の改善、
  運用ノウハウ、自動検査装置や画像処理装置等に関する技術について解説する特別セミナー!!

講師

新潟県工業技術総合研究所 研究開発センター 専門研究員 博士(工学)  阿部 淑人 先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

特に難しい前提知識はなし

習得知識

検査システム運用全般

講師の言葉

製品の外観を目視もしくは自動機で検査するために必要な知識の概要です。
第1 部では外観検査の概要と品質管理のシステム化などについて述べます。
第2 部では目視検査と自動検査の類似点・相違点、それぞれの特徴について示すことで役割分担や共存の目安を得ます。
目視検査の特徴と曖昧さへの対策について説明します。自動検査と目視検査の対比ではどちらかというと前者に比重を
置いた説明になりますが、双方の得手不得手を考慮に入れて上手く組み合わせる事が効果的なシステムを構築する上での
一つのポイントと考えています。
第3 部では、限度見本や検査基準の設定から、検査環境を改善し性能の維持・改善を図ること、ケーススタディーによる
運用ノウハウなどを説明します。自動検査装置に使用される光源装置や撮像装置から画像処理装置、周辺装置に関する
技術内容についても示します。

プログラム

1.外観検査と品質保証の概要
 1.1 検査・計測と品質管理・品質保証
 1.2 品質管理システムとは?~国際標準
 1.3 外観検査とは? 目的と効果
 1.4 外観検査と画像検査の種別と効能
2.目視検査と自動検査の類似点と相違点
 2.1 ヒトの色覚・視覚
 2.2 照明の技術
 2.3 画像処理応用システムの概要
 2.4 自動検査と目視検査の役割分担
3.限度見本の作成から運用ノウハウ
 3.1 限度見本と評価尺度の設定
 3.2 検査員・検査装置の能力判定
 3.3 機器の校正と不確かさの評価
 3.4 目視検査の曖昧さを低減する環境改善
 3.5 検査体制の構築~検査結果の活用
 3.6 マテリアルハンドリングの重要性
付録
 自動検査機器、関連装置の実例等

講師紹介

1988年 大日本印刷入社
2003年 同退社
2003年 新潟県工業技術総合研究所入庁 現在同専門研究員
電子情報通信学会会員