ガス浸炭焼入れ・ガス軟窒化処理技術習のための得のための
浸炭焼入窒化処理基礎実際
【会場/WEB選択可】

セミナー
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浸炭焼入れ処理の基礎・特徴・欠点,窒化処理の基礎・特徴・欠点,浸炭・窒化処理問題と対策,浸炭・窒化の最について新技術について,豊富な経験に基づき,現場で遭遇する問題等を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
DOWAサーモテック株式会社 顧問 辻 隆治 先生
同社 代表取締役社長を経て現在に至る 
日時
2024/6/17(月)10:00〜16:00
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)
講師
DOWAサーモテック株式会社 顧問 辻 隆治 先生
同社 代表取締役社長を経て現在に至る 
日時
2024/6/17(月)10:00〜16:00
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)
受講形式
会場・WEB


受講対象
熱処理担当若手技術者、機械設計技術者、機械生産技術者など


予備知識
特に必要ありません。


習得知識
1)浸炭焼入れ処理の基礎・特徴・欠点
2)窒化処理の基礎・特徴・欠点
3)浸炭・窒化処理問題と対策
4)浸炭・窒化の最新技術 など



講師の言葉
 最近の環境問題では、2030年までに温室効果ガスを46%削減することを目指すと宣言されました。更には、2050年までのカーボンニュートラルも宣言されています。このためには、自動車に例えると更なる小型軽量化燃費向上(EV含む)が必要となります。耐摩耗性、耐疲労強度等向上のため、従来、表面処理、特に浸炭焼入れや窒化処理が活用されてきましたが、今後ますます、その果たす役割は大きくなると思われます。
 このセミナーでは、各浸炭焼入れの概要や各窒化処理の概要を解説すると共に、特に、最も多用されているガス浸炭焼入れとガス軟窒化処理について詳しく解説します。講師は熱処理現場や生産技術開発経験が長く、ガス浸炭焼入れとガス軟窒化には特に精通しています。技術書の執筆改定にも携わっていますが、本以外に現場で遭遇した問題等を交えながら解説します。
 また、カーボンニュートラルに向けては、機械部品の表面改質も重要ですが、その結果、設備から排出される二酸化炭素も大きな問題となります。これを解決するための最新技術や設備についても紹介します。

プログラム

1.1機械構造用部品の要求特性
1.2表面処理の目的
1.3小型軽量化の技術的課題

2.1 Fe-C系平衡状態図
2.2相変態
2.3表面処理の目的
2.4鋼の表面熱処理

3.1構造用金属材料の強化方法
3.2複合強化

4.1浸炭焼入れの概要
4.2.1固体浸炭
4.2.2液体浸炭
4.2.3滴注浸炭
4.2.4真空浸炭。
4.2.5プラズマ浸炭
4.3浸炭処理品の品質特性。
4.4ガス浸炭法の実際
4.4.1ガス浸炭の特徴
4.4.2搬送ガス
4.4.3カーボンポテンシャル
4.4.4雰囲気計測
4.4.5焼入焼戻し
4.4.6ガス浸炭炉の形式。
4.5ガス浸炭窒化
4.5.1従来の窒化処理
4.5.2自動車用変速機歯車の課題
4.5.3窒素の焼戻し抵抗性
4.6 ショットピーニング
4.6.1ショットピーニングによる変化
4.6.2ショットピーニングの効果
4.6.3ショットピーニング工程の管理

5.1窒化処理の概要
5.2Fe-N系平衡状態図
5.3窒化物の性質。
5.4.1ガス窒化
5.4.2プラズマ窒化
5.4.3塩浴窒化
5.4.4ガス軟窒化
5.4.5浸硫窒化
5.4.6酸窒化
5.5窒化系処理品の品質特性
5.6ガス軟窒化層の制御。

6.1カーボンニュートラルを巡る動向
6.2次世代型熱処理炉
6.3革新的な熱処理ライン。

質疑・応答

講師紹介
略歴 
1980年 関西大学工学部卒業
1980年 東京熱処理工業㈱入社(現DOWAサーモテック㈱)
2018年 DOWAサーモテック㈱代表取締役社長  
2022年 DOWAサーモテック㈱顧問
熱処理ガイドブック5版(共著改定) 
熱処理技術協会員