強度・安全性を高めるための
ガラスの基礎と応用~破壊と熱的特性~
【WEB受講(Zoomセミナー)

セミナー
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ガラスの破壊,板ガラスの機械的・熱的特性,強度評価法,熱強化ガラスの薄板化,グラスファイバーの生産性向上について,事例を交えながら詳しく解説する特別セミナー!!
講師
GMS研究所 代表 荒谷 眞一 先生
元 セントラル硝子, 元 帝京大学 非常勤講師, 博士(工学)
日時
2024/5/10(金)10:00〜16:00
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)
講師
GMS研究所 代表 荒谷 眞一 先生
元 セントラル硝子, 元 帝京大学 非常勤講師, 博士(工学)
日時
2024/5/10(金)10:00〜16:00
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
ガラスに関わる研究開発者・技術者(入門~初級レベル)
ガラス製品に関わる商品開発者・品質担当者(入門~初級レベル)


予備知識
特に必要必要ありません。


習得知識
1)ガラスの破壊現象
2)板ガラスの機械的特性
3)板ガラスの熱的特性
4)強度評価法
5)熱強化ガラスの薄板化
6)グラスファイバーの生産性向上 など



講師の言葉
 ガラスは、透明で、燃えにくく、経年劣化もほとんどない上に任意の形状に切断できるという特徴をもったすばらしい素材です。その組成や構造を変えることにより、希望の特性を容易に得ることも可能です。一方、ガラスは代表的な脆性破壊を示す材料でもあり、安全性を検討する上で破壊現象の把握は極めて重要です。
 ガラスの破壊は機械的特性のひとつとして認識されることが多いようですが、熱的特性も大きな影響を与えています。ガラスの熱的特性を利用することにより強化ガラスのように強度を増加させることもできるし、断片化現象を利用して安全性を高めることもできます。ガラスの破壊においては、機械的特性を検討するだけでは十分ではなく、ガラスの熱的特性や熱伝達現象との複雑に絡んだ現象として解析することが必要です。
 破壊現象解析に加え、熱的特性についてもその基礎と応用例を分かりやすく解説します。ガラスの研究者や技術者に加え、品質管理や他の関連部門の方々にも大いに役立つことを願っています。 

プログラム

1.ガラスと破壊の基礎
1-1.ガラスとは?
1-2. 板ガラスの製造と応用商品
1-3. ガラス物性
1-4. ガラスの破壊
1-5. 歪と応力 

2.破壊に寄与する因子 
2-1. ガラス組成
2-2. 圧縮応力と引張応力
2-3. 反射波 
2-4. クラック進展と分岐
2-5. 応力拡大係数

3.板ガラスの熱的特性と熱伝達率
3-1. 熱移動の概念
3-2. 熱伝導率 
3-3. 熱膨張率
3-4. 粘性特性
3-5. 熱伝達率

4.強度測定
4-1. ガラスの破壊モード
4-2. 機械的特性を利用した強度測定
4-3. 熱的特性を利用した強度測定

5.応用
5-1. 熱強化ガラスの薄板化
5-2. グラスファイバーの生産性向上


講師紹介
略歴:
1975年3月 東北大学工学部応用物理学科卒業
1975年4月 セントラル硝子株式会社入社,(現場実習後)硝子研究所配属、
      テクニカルセンター主任研究員,グラスファイバー製造課長,本社建材
      営業推進部課長,硝子研究所基礎セクション長等を経て 
2006年6月 知的財産部長
2010年10月 セントラル硝子株式会社定年退職, 同社嘱託(~2011/10)
 
現在 GMS研究所 代表    Email: wildv4nn1@yahoo.co.jp
   日本学術振興会 先端強度材料 第129委員会委員
   日本材料強度学会 評議員 

特記:
ISO TC160 SC2(security) Japanese Delegate (1994/3~2002/5)
博士(工学) 東北大学 「熱強化ガラスの薄板化における衝撃波の影響」(1996/2) 
帝京大学 非常勤講師( 2012/4~2016/3)              

主な研究分野:
ガラスの熱強化および化学強化,ガラス強度測定法の開発,
フロートガラスのクラック進展,熱強化ガラスのクラック伝播,衝撃波による破壊,
ガラス融体の熱伝導率測定,グラスファイバーの生産性向上etc.

所属学会: 
日本材料強度学会、日本機械学会、日本セラミックス協会