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多様化するニーズに幅広く対応できる製品を効率的に提供するのに必要な

モジュラーデザインのための設計手順書の作り方と設計の自動化の進め方

モジュラーデザインの方法と部品仕様をモジュール化する設計手順書の作り方および設計の自動化について解説する特別セミナー!!

講師

モノづくり経営研究所イマジン 所長 日本モジュラーデザイン研究会 会長 日野 三十四先生
  マツダ(株)にて技術管理システムの推進,広島大学大学院社会科学研究科教授を経て現在経営コンサルタント

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

 特になし

習得知識

 1)モジュラーデザインの目的、概要とモジュラーデザイン方法論および設計手順書の作り方の概要を理解
 2)社内にモジュラーデザインと設計手順書の必要性を訴求して展開・推進する知識の習得

講師の言葉

 グローバル時代とは、グローバルな市場と競争者を対象に、先進国から新興国まで幅広く対応できる製品を効率的に
提供できるかどうかが勝敗を決する時代です。モジュラーデザインはグローバル時代対応の唯一最大の戦略であると
認められているので脚光を浴びています。
 講師はこういう時代が到来することを20年以上前に予測し、理論と実践を積み重ねてモジュラーデザイン方法論を
磨いてきました。 モジュラーデザインにとっては中でも設計手順書の位置づけが極めて重要です。この機会にぜひ、
モジュラーデザインを実現する設計手順書の作り方を学んでください。

プログラム

1.モジュール化大競争時代到来す
 (1)自動車業界の新しい潮流「モジュール化」
 (2)全産業を襲うモジュール化時代に勝ち残る方法
2.モジュラーデザインの概念
 (1)モジュラーデザインの概念、目的、狙い
 (2)モジュラーデザインのゴールイメージ
3.標準設計のための製品モデルの確立
 (1)市場要求データベースの構築
 (2)製品仕様構成の確立
 (3)製品システム構成の確立
 (4)設計部品構成の確立
4.仕様値に適用するモジュール数とその使い方
 (1)品揃え効率(=顧客獲得数/品揃え数)を最大化する等比数列
 (2)部品の互換性を高める等差数列
5.革新製品開発7ステップと製品展開計画の作り方
 (1)製品革新7ステップ
 (2)製品ラインアップ展開
 (3)製品システム図の標準化
 (4)製品ミックス計画
6.設計パラメータと部品仕様をモジュール化する設計手順書の作り方
 (1)設計手順書の必要性と効用
 (2)機械システムの設計手順書の作り方
  ・構想設計/製品基本設計手順書
  ・構成ユニット設計手順書
  ・部品設計手順書
 (3)エレキシステムの設計手順書の作り方
 (4)組み込みソフトウェアの設計手順書の作り方
 (5)設計の自動化
7.製品モデル管理システムによる設計開発の自動化
 (1)製品モデル管理システムとは
 (2)製品仕様管理システム
 (3)コスト見積もりシステム
 (4)品質未然防止システム

講師紹介

 <略歴>
 1968-2000:マツダ株式会社で技術管理システム推進
 2004-2008:広島大学大学院社会科学研究科教授
 2008-現在:経営コンサルタント
 2001-現在:日本モジュラーデザイン研究会会長
 <活動歴>
 2003-2006:サムスン電子をコンサルティング
 2005-現在:日本大手重工、産機、電機など数十社をコンサルティング
 <著作>
 2002『トヨタ経営システムの研究~永続的成長の原理』ダイヤモンド社(韓国、台湾、アメリカ、中国、タイ、ブラジルで翻訳出版)、
 2003年日本ナレッジ・マネジメント学会から研究賞、2007年米製造業振興協会Shingo Prizeから研究賞を受賞
 2009『実践 モジュラーデザイン』日経BP社(韓国で翻訳出版)、2012年日本生産管理学会から学会賞を受賞

☆講師の専門分野:  
 経営基本管理
 設計・生産管理
 生産情報システム
 モジュラーデザイン
 トヨタ経営システム