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逸脱管理を的確に行うための

PIC/Sに対応した逸脱管理と一変管理/軽微変更管理の事例とポイント

PIC/Sの求める逸脱管理による品質保証,逸脱の発生原因とCAPAの関係,
  ICHQ8,Q9,Q10と逸脱管理,逸脱管理手法について解説する特別セミナー!!

講師

株式会社大氣社 環境システム事業部 営業技術統括本部 技術顧問 村上 大吉郎先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

 GMPの概要

習得知識

 1)PIC/Sの求める逸脱管理による品質保証
 2)逸脱の発生原因とCAPAの関係
 3)ICH Q8,Q9,Q10と逸脱管理

講師の言葉

 窶「平成17年(2005年)4月から、改正薬事法の全面施行により、委受託の全面解禁になったが、GQP省令及び
GMP省令で、市場への医薬品の提供に最終責任を負う 医薬品製造販売業者の管理下で「適正な製造管理及び
品質管理の確保」が医薬品製造業者に義務付けられた。この改正を受けて、改正GMPでは、「変更管理・逸脱管理」が
GMPの要求事項に追加され、製造業者の遵守事項となった。
 窶「GQPでは、製造販売業者は、製造業者からの連絡に基づいて、「 製品の品質に影響を及ぼすと思われる変更に
関して、変更内容について評価、必要に応じて実地確認、文書での指示」「製造業者からの手順からの逸脱の文書に
よる報告に基づく適切な出荷可否判定」が遵守事項となり、両者の取り決め事項を通し、医薬品の製造・品質管理に
おける変更管理・逸脱管理の位置づけと役割が明確化された。
 窶「しかし、「変更管理・逸脱管理」を製造業者にて実施することが基本になるので、出荷判定は結果であることを
肝に命じるべきであろう。
 窶「関連法体系を踏まえ、医薬品の品質保証の全体像、即ち、QM(Quality Management)の概要を把握すると共に、
出荷管理、変更管理、逸脱管理などの留意点について、法的要求事項、手順、業務フロー、分類、ランク区分などを
できるだけ、具体的事例の中で実務に取り組むべきであろう。
 窶「法体系の改正・整備はICH-GMPの流れを汲むものであり、PIC/S加盟国となった現在グローバルな視点、
医薬品ライフサイクルに基づく継続的改善にはISOの視点も必須となる。

プログラム

1. 逸脱とは何か
2. 逸脱の種類と用語の定義
3. PIC/Sの求める逸脱管理による品質保証の考え方
4. 逸脱の発生原因とCAPA(是正処置と予防措置)の関係
5. Alert LimitとAction Limitによる限度値管理の考え方
6. ICH Q8(製剤開発)、Q9(品質のリスク・マネジメント)、Q10(品質のマネジメント)と逸脱管理
7. 製造管理と品質管理に役立つ逸脱管理手法