課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

実務で設計効率化を実現するための

コストダウン設計基礎実践ポイント
【WEB受講(Zoomセミナー)

WEB受講

エレクトロニクス機械

コストダウン設計の定石,お客様の要求事項を的確に把握,関係部署との協同体制が構築,当初の目標を現実化するプロジェクトマネジメントのポイントについて,事例を交えながら分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
技術力向上カウンセリングオフィス 代表 布施 裕児 先生
NPO法人新現役ネット技術総合支援グループ 副代表
上級心理カウンセラー(一般財団法人 日本能力開発推進協会)
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講対象
製造業の設計者、開発者、中堅、リーダークラス

予備知識
特に必要ありません。

習得知識
1)コストダウン設計の定石が理解できるようになります。
2)お客様の要求事項を的確に把握できるようになります。
3)関係部署との協同体制が構築できるようになります。
4)当初の目標を現実化するプロジェクトマネジメントのポイントが理解できるようになります

講師の言葉
 コストダウンにはVA/VE、ECRSの原則に代表されるように定石と言われる考え方は有ります。その切り口で製品や工程を見る事はとても大切です。しかし、それだけでコストダウンは実現できません。大前提として、お客様の要望事項や制約事項を正しく把握していないと、安くなっても品質は悪化した。管理項目が増えて逆にコストアップ、結局、使えない、となりかねません。また、社内でコストダウンを進めるには関係部署との協力体制を構築する事も必須となります。
 私は、大型で薄板の液晶基板を搬送する容器、その梱包材の設計開発に15年以上従事しました。梱包容器の仕様、サプライヤーの見直しにより、容器購入価格を約60%削減した事が評価され社長賞を受賞しました。
 今回のセミナーでは、その経験から学んだお客様の要求事項/制約条件を正しく把握するポイント、関係部署の協力体制を構築するポイント、当初の目的が達成されるプロジェクトマネジメントのポイントもお伝えし、コストダウン設計をいかに現実化して行くか考えて行きます。

プログラム

1,コストダウン設計の基礎とそのポイント
(1)コストダウン設計の基礎
  a)コスト構成
  b)コストダウン設計の基礎
 (2)コストダウン設計の定石
  a)VA提案/VE活動
  b)VE 5原則 
  c)ECRSの法則
 (3)機械設計向けコストダウンの定石
  a)部品の削減、共通化、標準化、簡素化
  b)スペックの見直し
 (4)工程設計向けのコストダウンの定石
  a)タクトアップ
  b)品質改善/歩留まり改善
  c)工具/副資材(購入品)の開発
  d)マージン設計(ロバスト設計)

2,各段階でのコストダウン設計のポイント
 (1)設計開発でのポイント
  a)コスト目標/シナリオ(設計開発)
  b)コスト見積もり(デザインレビュー)
 (2)設計開発体制のポイント
  a)関係部署との協同体制 
    b)標準化/効率化
 (3)設計検証でのポイント
  a)QCD(品質/コスト/納期)
 (4)設計検証体制のポイント
  a)プロジェクトマネージメント

3.コストダウン設計を現実化するポイント
 (1)お客様の要求事項を的確に把握する
  a)お客様の要求事項
  b)お客様の要求事項を確認する。
 (2)関係部署との協力体制の構築
  a)関係部署との協力体制の構築
  ①相手が考えている事を理解するのに集中する
  ②交渉内容を考える
  ③交渉方法を考える
  ④議論が紛糾した時の対処方法
  b)ステークホルダーのマネージメント

質疑・応答



講師紹介
略歴
1989年 AGCにてガラスの研磨技術開発からスタートし、営業、品質保証も経験。
2009年から2011年にかけて知財部に在籍し、特許出願推進、中国特許調査を担当。
その後、開発に戻ってもリーダーとして部下の出願指導を行う。
自らも出願を行い、5件の特許報奨(A級2件、C級3件)を獲得する。