実務ですぐに活用するための
GMP適用されないラボにおける
封じ込め基本事項初期段階でのハザードアセスメント
~ラボに特化した封じ込め設計手順・代表的な封じ込め機器と使用上の留意点・高薬理ラボの事例~【WEB受講(Zoomセミナー)

開発初期段階のハザードアセスメント,ラボにおける一次封じ込め・二次封じ込めの設計,非常時対策,環境モニタリング,ラボの実例について,豊富な経験に基づき事例を交え詳しく解説する特別セミナー!!
講師
ファルマハイジーンサポート 代表 島 一己 先生
元 東洋エンジニアリング(株)
日時
2023/6/8(木)13:00〜16:30
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円   ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
講師
ファルマハイジーンサポート 代表 島 一己 先生
元 東洋エンジニアリング(株)
日時
2023/6/8(木)13:00〜16:30
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

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受講料 (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円   ※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

テキスト
製本資料(受講料に含む)
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

受講対象
医薬品製造会社の創薬ラボ部門,品質保証部門の担当者

予備知識
特に必要ありません。

習得知識
1)開発初期段階でのハザードアセスメント
2)ラボにおける一次封じ込めおよび二次封じ込めの設計
3)非常時対策
4)環境モニタリング
5)ラボの実例

講師の言葉
 GMPが適用されないラボ(創薬ラボ)では、医薬品開発の初期段階で、毒性データが十分に整備されていないなかで、高薬理活性物質(高ハザード物質)を扱う必要がある。
 一方、ラボでの扱いは少量であり、操作時間も短い。加えて、特殊な器具を扱う。これらのラボの特性を踏まえつつ、従事者のハザード物質への曝露を防止するために、封じ込め設備を合理的に実現していく必要がある。
 本セミナーでは、GMPが適用されないラボを対象に、封じ込めの基本的な事項、低分子/中分子/高分子に対する初期段階でのハザードアセスメント、ラボに特化した封じ込め設計手法、代表的な封じ込め機器とその使用上の留意点,空調・更衣室の考え方、廃棄物処理,薬塵測定モニタリング、高薬理ラボの事例について紹介する。

プログラム

1 ラボにおける封じ込めの課題
1.1 ラボの特徴と封じ込め対応するうえでの課題
1.2 ラボの封じ込めに関する法規・基準・ガイドライン

2 封じ込めの基本的な事項
2.1 高薬理活性化合物/高ハザード化合物の定義
2.2 曝露の経路
2.3 封じ込めの基本的な戦略
2.4 封じ込め設備の定義
2.5 リスクベースアプローチ
2.6 封じ込め設備導入プロジェクトの進め方
2.7 封じ込めエンジニアリングにおけるポイント

3 ラボにおけるハザードアセスメント
3.1 概要
3.2 OELについて
3.3 健康ベース曝露限界値について
3.4 高薬理活性物質の区分け
3.5 開発初期段階におけるハザードアセスメントの事例
3.6 区分け表の必要性
3.7 様々な区分け表~低分子から中高分子まで
3.8 毒性データが得られない場合の対処と留意点

4 封じ込め設備のリスクアセスメントツール
4.1 概要 
4.2 許容表面残存限界について
4.3 封じ込め性能目標

5 ラボにおける封じ込め機器の選定
5.1 リスクベースアプローチによる一次封じ込めの設計手法
5.2 ラボに特化した設計手法(NERCガイドライン)

6 ラボにおける代表的封じ込め機器と使用上の留意点
6.1 フュームフードと使用上の留意点
6.2 アイソレータと使用上の留意点

7  ラボにおける二次封じ込め
7.1 二次封じ込めの概要
7.2 空調設備の設計 :室圧 全排気 換気回数
7.3 更衣
7.4 更衣室の設計 
7.5 除塵設備

8 廃棄物の扱い
8.1 概論
8.2 液状廃棄物の処理
8.3 固形廃棄物の処理

9 非常時対策
9.1 概論
9.2 スピル(漏出)対策
9.3 呼吸用保護具(RPE)の用意

10 環境モニタリング
10.1 環境モニタリングの位置づけ
10.2 ISPE SMEPACガイドライン(第2版)について
10.3 モニタリングの事例
10.4 モニタリングの頻度
10.5 分析機器

11 高薬理活性物質を扱うラボの事例  
11.1  Lonza社の事例
11.2 Lonza社の運用

12 まとめ~ラボの封じ込めに関するTips

質疑・応答


講師紹介
略歴
1975年 東洋エンジニアリング(株)に入社。 
在職中は,長年にわたりマルチパーパスプラントに関係した業務に携わる。
コンセプトメイキング,要素技術の研究開発,装置の開発,洗浄・封じ込めに関連した各種実験,営業活動支援,実案件での設計・運転などに従事。配管切り替え装置「XYルータ」では化学工学会技術賞を受賞(1988年)。
2014年ファルマハイジーンサポートを設立(代表)。
現在 コンサルティング,執筆,セミナー講師などの分野で活動。
著書 
封じ込め技術(森北出版)
高薬理活性医薬品・封じ込め Q&A集 Part 1 & 2(サイエンス&テクノロジー)
毒性学的評価による洗浄バリデーション(じほう)
その他洗浄・封じ込め関連の報文多数。
学会
ISPE会員