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焼結体の変形速度・微構造の挙動を正しく理解するための

セラミックス焼結一体焼結プロセス高度制御のための計測解析技術【WEB受講(Zoomセミナー)

WEB受講

機械

セラミックス固相焼結の微構造変化,セラミックス焼結体の微構造の定量分析,計算機シミュレーションによる焼結予測の基礎・応用,積層セラミックス一体焼結時の変形に関する基礎理論・計測技術,燃料電池材料への適用例について,事例を交え実践的にわかりやすく解説する特別セミナー!!

講師
千葉工業大学 准教授 博士(工学) 原 祥太郎 先生
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


テキスト
PDF資料(受講料に含む)


受講対象
・セラミックスをベースとした固相焼結製造プロセスにたずさわる技術者
・セラミックス焼結体の微構造分析を行おうとしている方
・セラミックス焼結体の機械的特性に興味のある方
・一体焼結プロセスの変形制御のための基礎知識を得たい方
・計算機シミュレーションによる焼結設計を考えている方


予備知識
特に必要ありません。


習得知識
1)セラミックス固相焼結の微構造変化に関する基礎知識
2)セラミックス焼結体の微構造を定量分析する技術
3)計算機シミュレーションによる焼結予測技術(基礎と応用)
4)積層セラミックス一体焼結時の変形に関する基礎理論と計測技術
5)燃料電池材料への適用例 など


講師の言葉
 固相焼結プロセスは、燃料電池やセラミックコンデンサなどの特性を決定づける重要な製造プロセスですが、所望の特性を得るためには、焼結体の変形速度や微構造レベルの挙動を正しく理解しておく必要があります。特に、積層レイヤ―を一体で焼結するプロセスでは、より一層高度な焼結コントロール技術が求められ、焼結条件によっては、焼結体の変形や破壊といったデバイスの信頼性を大きく低下させる課題に直面します。
 現状ではこうした焼結プロセス設計に対し、試行錯誤的なアプローチが主体となっています。そこで本セミナーでは、焼結プロセスを高度に制御するための技術である、焼結体の微構造分析技術、計算機シミュレーションによる焼結予測技術、一体焼結プロセスの変形理論や観察技術などについて概説します。また、固体酸化物形燃料電池の電極製造設計に応用した取り組みや最新の焼結予測技術についても紹介します。

プログラム

1.焼結プロセスの基礎
  1-1 固相焼結
  1-2 焼結中のマクロスケールな変形
  1-3 焼結中のメゾスケールな微構造変化
  1-4 焼結中のミクロスケールな拡散

2.焼結体の微構造評価技術
  2-1 焼結体製造方法
  2-2 構造パラメータ
  2-3 SEM像による二次元微構造評価
  2-4 FIB-SEMによる三次元再構築化と微構造評価

3.焼結中の微構造変化の予測技術
  3-1 微構造予測シミュレーション技術概要
  3-2 微構造予測シミュレーション基礎アルゴリズム
  3-3 妥当性検証
  3-4 予測例および適用範囲
  3-5 機械的特性との関係性
 
4.一体焼結プロセスの評価技術
  4-1 自由焼結/拘束焼結/一体焼結
  4-2 自由焼結体の収縮変形のその場観察
  4-3 一体焼結体のそり変形のその場観察
  4-4 焼結の力学モデル基礎
  4-5 焼結の力学パラメータ
  4-6 一体焼結の有限要素法シミュレーション
  4-7 三次元微細構造の特徴

5.最近のトピック
  5-1 固体酸化物形燃料電池材料への適用事例
  5-2 発展的なシミュレーション技術
  5-3 発展的な特性予測技術

6.質疑・応答


講師紹介
略歴
2005.3 東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 博士課程修了
2005.4 東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 助手/助教
2009.8 ペンシルバニア大学 材料科学工学専攻 短期客員研究員
2010.7 東京大学 大学院工学系研究科 機械工学専攻 特任講師
2013.4 東京大学 生産技術研究所 エネルギー工学連携研究センター 特任講師
2015.4 千葉工業大学 工学部 機械工学科 准教授
所属学会
日本機械学会、日本材料学会、SOFC研究会、日本セラミックス協会など