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手戻りや追加工数発生の芽を早期発見,早期対応するための

受注プロジェクトにおける顧客交渉力・計画力アップのノウハウ
「納期遅延ゼロをめざすスコープ・マネジメント実践講座」

プロジェクト管理の具体的かつ実践的な知恵や手戻りや
追加工数発生の芽を早期発見し,早期対応するための手法について解説する特別セミナー!!

講師

(株)ビーコンインフォメーションテクノロジー コンサルティング部長 木村 哲先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
テキスト

受講概要

予備知識

 特になし

受講対象

 1)受託システム開発担当プロジェクト・リーダー
 2)受託システム開発担当営業
 3)受託システム開発担当エンジニア
 4)システム・インテグレータ 

習得知識

 1. 受注プロジェクトのスタートにあたって、クライアントと行うべき約束事項について、体系的、網羅的かつ実践的に把握する
 2. プロジェクト計画(SCOPE)の作成法
 3. プロジェクト・マネジメントの具体的アクション

講師の言葉

 受注プロジェクトを契約し、スタートするにあたって、行っておかなければならない作業、明確にしておかなければ
ならないことがら、顧客との間で合意しておかなければならない約束事項は広範にわたります。
 しかし、これらを体系的、網羅的に把握し、重要なポイントについてどれくらい押さえられているかというと、
ベンダ社内において組織的な共有がなされていない上にかなりの個人差があるのが実態です。
 プロジェクト計画では、体系化された作業項目(WBS)や役割分担(ResponsibilityChart)などが作成されますが
その大前提としての「顧客との合意・約束」がINPUTとして必要です。 しかし、それだけでは不十分で、受注時に
隠されていた要求が後になって発覚したり、不十分であいまいさが残ったユーザー要求を解消するための追加工数が
発生し、そのために予算オーバーや納期遅延が発生します。
 従来、このテーマはPMBOKなどによってスコープマネジメントとして体系化が行われていますが、理屈やべき論は
提示されていても、具体的に何をどうしたらいいのかがなかなか明示されないできました。
 本講座は、受注が決まってから、契約~プロジェクト計画~日々のプロジェクト管理における具体的かつ実践的な
知恵を身につけることと、手戻りや追加工数発生の芽を早期発見・早期対応ができるようなスキルを身につけることを
目的とします。 
 また、これらを通じて、プロジェクト・マネージャとしてのセンス・器を磨き、対クライアント、対部下、
対外注先との関係性構築のスキルアップもめざします。

プログラム

 1. スコープ・マネジメント・ベーシック
 2. プロジェクト・リスクを読む
 3. 契約時に何をどう約束したらリスクは減るのか
 4. ベンダーとして発注側の体制をどうコントロールするか
 5. 進捗は管理するから遅延するのです
 6. 遅延のメカニズムを知る・・・このようにして1日ずつ遅れてゆく
 7. 成果物スコープ
 8. 客先の社内事情とリスクを読む
 9. 提案時、契約時のスコープ・・・何を約束したらいいのか
 10.漏れだらけの要求仕様・・・発見法と対策
 11.工数オーバーの元凶・・・先送りされた「システム化前提事項」
 12.スコープ・マネジメントの交渉術

講師紹介

 経歴
 1980年 (株)ソフトウェアAG(現在のビーコンIT)入社。
 1989年 同社技術部にて経営情報システムの導入サポート、コンサルティングに従事。
 2000年 コンサルティング部長、チーフ・コンサルタント。
 過去、データウェアハウス構築のコンサルタント/プロジェクトリーダーとして、250社以上の導入に参画。
 経営戦略とIT戦略の分野を得意とし、日本におけるデータウェアハウスの普及に貢献した。
 現在、当社チーフ・コンサルタントとして各社において中期経営戦略プロジェクト、IT戦略投資プロジェクト、全社基幹系
 システム再構築プロジェクト等を指揮する。
 ユーザーの視点に立った要求定義、システム構築、提案依頼(RFP)、業者選定、発注マネジメントを得意とし、
 この分野では第一人者。
 データウェアハウスEXPO、ComdexJapan、情報処理学会、マイクロソフト、IBM、日経BP、放送大学等でスピーカー・講師を
 務める。
 執筆記事、論文多数。
 著書「実践データウェアハウス OLAP」(日本経営科学研究所)、「要求定義」(日経BP)