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エンジニアリングに基いた設計中心の開発を行うための

組み込みソフトウェア開発における設計構造の見える化

基本的なソフトウェア設計図の読み書き,見える化(図面化)の勘どころ,
                 開発現場ですぐに役立つ方法を解説する特別セミナー!!

講師

有限会社情報技研 代表取締役  成田 佳應先生
ビースラッシュ株式会社 社外取締役 工学院大学 非常勤講師
 画像処理システムやゲーム機の開発を経て,専門学校・大学・短大にて教育およびシステム開発に従事
 その後,(有)情報技研を設立 現在に至る

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
テキスト

受講概要

予備知識

 C言語によるプログラミングスキル

習得知識

 1)基本的なソフトウェア設計図の読み書きができる。
 2)リファクタリングによる「見える化」の手順、効果を説明できる。
 3)コード中心でなく、設計中心の開発が有効であることを説明できる。

講師の言葉

 組み込みソフトウェア開発では、C言語によるプログラミングが主流である。しかし近年、そのソース・コードが
巨大化・複雑化し、保守や再利用が困難な状況に陥っている現実をよく見聞きする。ことあるごとにソース・コードを
追いかけているが、仕事は楽にならず、かつ、自分のスキル向上も実感できないということはないだろうか。
 本セミナーでは、基本的なソフトウェア設計図の読み書きを習得するとともに、みえる化(図面化)の勘どころを
紹介し、開発の現場ですぐに役立つ方法を紹介する。このスキルを身につけることにより、コード中心の開発
スタイルから脱却し、エンジニアリングに基づいた設計中心の開発スタイルへの移行が可能となる。設計中心の
開発スタイルを実践することで、エンジニア・ライフを充実させたい人にお勧めする。

プログラム

1.組込みソフトウェア開発の課題と解法
 1-1.大規模化
 1-2.在庫化
 1-3.丸投げ
 1-4.コード中心から設計中心へ
2.ソフトウェアの『見える化』
 2-1.ソースコードを見る
 2-2.設計図を見る
3.静的構造図を書く
 3-1.静的設計解析(リバースモデリング)【演習1】
 3-2.静的構造図の勘どころ
4.動的構造図を書く
 4-1.動的設計解析(リバースモデリング)【演習2】
 4-2.動的構造図の勘どころ
5.設計品質の見方
 5-1.凝集度
 5-2.結合度
 5-3.デザインレビュー【オプション演習】
6.まとめ
 6-1.コード中心から設計中心へ
 6-2.質疑応答

講師紹介

 ・略歴:画像処理システムやゲーム機の開発を経て、専門学校、大学、短大にて教育およびシステム開発業務に従事。
     2002年に有限会社情報技研を設立し代表取締役に就任。現在に至る。
 ・公的活動: 2003年より2006年まで、IPA/SECにて組込みソフトウェア開発力強化推進委員会・ETSS教育部会委員を務める。
 ・執筆活動:著書15冊(共著9冊、監修1冊を含む)。
 ・所属学会・協会等:日本技術士会、組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)
              日本システム監査人協会、電子情報通信学会正会員