課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

EV,HEV開発における技術課題解決のための

電気自動車の要素技術とシステムインテグレーション技術

EV,HEV向けのモータ,インバータ,バッテリマネジメントシステム等の要素技術および
  それらの部品を使ったシステム開発や試験車両製作の実例について解説する特別セミナー!!

講師

株式会社ピューズ 営業企画部 統括部長 兵頭 淳先生
 マツダ㈱にて設計に従事後,(株)東京アールアンドデーにて電気自動車の性能試験や信頼性試験に従事
 同社のEV事業の分社㈱ピューズに転籍,現在に至る

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
テキスト

受講概要

予備知識

 特にありませんが、自動車の設計や実験の知識があると理解して頂きやすいと思います。

習得知識

 1)BEV/HEVのシステム構成
 2)モータ/インバータ/リチウムイオンバッテリパック/充電器/DCDCコンバータ等のコンポーネントの基礎知識
 3)電気自動車の充電に関する基礎知識
 4)信頼性開発の概要

講師の言葉

 自動車開発の中で石油以外への燃料置換・二酸化炭素削減を目的としたバッテリ電気自動車(以下BEV ) ・
ハイブリッド電気自動車(以下HEV)開発の比重が高くなっています。
 その開発には今まで完成車メーカやサプライヤが必要としていなかった開発要素や技術課題が含まれていたり、
開発リソースが不足するといった問題が発生しています。
 このセミナーでは弊社が手がけたユーザーの個別要求に対応したモータ・インバータ・バッテリマネジメント
システムなどの要素技術、それらの部品を使ったシステム開発や試験車両製作などの実例について紹介させて
頂きます。

プログラム

Ⅰ.BEV・HEV・PHEVシステム/コンポーネント開発の概要
 1.BEV・HEV・PHEV開発の特徴
 2.ピューズの自社開発の経緯/背景
 3.完成車メーカやサプライヤで対応が難しい要件
Ⅱ.BEV・HEV・PHEVシステム/コンポーネントの信頼性開発に関する取り組み
 1.重要保安部品の信頼性開発
 2.机上検証による信頼性開発
 3.実験検証による信頼性開発
Ⅲ.BEV・HEV・PHEVのシステムインテグレーション
 1.BEVのシステム構成
 2.HEV・PHEVのシステム構成
 3.統合コントローラ (ビークルコントローラ)
Ⅳ.BEV・HEV・PHEVのコンポーネント要素技術
 1.モータ/インバータ
 2.バッテリマネージメントユニット/バッテリパック
 3.AC/DCコンバータ (充電器)
 4.DC/DCコンバータ (昇圧器/降圧器)
 5.電動補機
 6.開発用プラットフォーム/テストベッド
Ⅴ.電気自動車(BEV・PHEV)の充電インフラに関する技術
 1.充電インフラの概要
 2.充電源の諸環境
 3.充電インフラの普及と運用
Ⅵ.BEV・HEV・PHEV受託開発の動向
 1.BEV・HEV・PHEV受託開発のこれまでの経緯
 2.BEV・HEV・PHEV受託開発の今後の予測

講師紹介

 静岡大学大学院の精密機械工学専攻を1991年3月に修了。 
 1991年4月にマツダ株式会社に入社し、シャシー設計課でブレーキ設計に従事。
 4年9ヶ月ブレーキ設計に携わり、1995年12月末に退社。
 1996年1月に東京アールアンドデーに入社し、車両事業部に配属となり自動車メーカーなどからの受託業務で
 試験車両の設計や評価の業務に従事。
 1998年11月にEVシステム事業部に異動し、電気自動車の性能試験や信頼性試験に従事。
 その後、東京アールアンドデーのEV事業を分社した株式会社ピューズに転籍となり、自動車メーカーや部品メーカーとの
 受託業務企画立案などに従事し現在に至る。