
選ばれる提案のための,また提案を正しく評価するための
発注側と提案側の視点からとらえた
システム開発のための提案・見積・評価選定ノウハウ
発注側と提案側の両方の視点からシステム開発における適切な提案プロセスについて
具体的な事例を交え解説する特別セミナー!!
- 講師
(株)ビーコンインフォメーションテクノロジー コンサルティング部 部長 木村 哲先生
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
- テキスト
受講概要
受講対象者
1)これから提案活動に関わろうとしている方 2)現在提案活動に従事されている方 3)これからベンダーに提案を依頼しようとされている方 4)ベンダー選定で失敗あるいは問題に遭遇された方
習得知識
1)システム構築における提案プロセスとはどんなものか 2)提案依頼書の基本構成と書き方、まとめ方 3)提案書の基本構成と書き方、まとめ方 4)選ばれる提案活動・プレゼンテーションのためのノウハウ 5)評価選定の方法、評価選定会議で何が話されているか 6)何故選ばれなかったか、何故選ばれたか、その境界は何か
講師の言葉
ベンダーにとってのシステム構築は、自社が選ばれて受注した時からはじまりますが、クライアントにとっての システム構築はそれよりもずっと前からスタートしています。 システム構築の全工程からみると、RFP(提案依頼書)の提示やそれに応えた提案書の提出は、システム 構築の全工程からみたらほんの中間ポイントにすぎません。 システム構築はクライアントとベンダーとの共同 作業であり、良い提案ができる/もらえるかどうかは、その共同作業の質にかかっています。単に、良い提案書を 書くことが選ばれるための条件ではありません。 何故ならば、選定理由・落選理由の50%は提案書の内容では なかったからです。 どのように提案を依頼したらいいのか、どのようにして提案したらいいのか、どのようにして評価選定したら いいのか、どうしたら自社が選ばれるのか・・・これらはすべて同じ問題に帰結します。 本セミナーでは、提案を依頼する側と提案する側の両方の視点から、システムにおける提案プロセスについて 具体的な事例を紹介しつつ学習してゆきます。
プログラム
1.提案依頼書(RFP)とは
1.1システム構築の全体プロセス 1.2RFP提示の背景/位置付けと目的、RFPの種類
2.ベンダー選定プロセス
2.1システム構築企画とユーザー要件 2.2標準的なベンダー選定日程 2.3ベンダー選定における課題 2.4予算と見積り
3.RFPの基本構成
3.1RFP記載事項 3.2システム要件 3.3ベンダーに対する要求(期待)
4.ベンダー側とクライアント側両方からみた提案プロセス
4.1事前接触と情報収集、情報提供 4.2RFP(提案依頼書)の作製と提案準備 4.3提案書作成とQ&A 4.4プレゼンテーション 4.6評価選定 4.7フォローと受注
5.RFPの作り方・読み方
5.1要求を記述する/要求を読む 5.2予算規模/開発規模を読む 5.3スケジュール観/開発体制を読む 5.4リスクを読む
6.システム提案書の作成法
6.1システムの目的と全体構成 6.2機能要求の作成 6.3ツール/パッケージの選定と提案 6.4ハードウェア/インフラの選定と提案 6.5WBS、役割分担表の作成 6.6見積りの作成 6.7全体日程の作成
7.見積提示における諸問題
7.1クライアントの予算の信憑性 7.2ローリスクな費用概算の具体的方法
8.プレゼンテーション
8.1プレゼンテーションの基本テクニック 8.2他社に差をつけるプレゼンテーション
9.良い(選ばれる)提案書/プレゼンテーションの特徴
9.1優良顧客はどこを見ているか 9.2選ばれた理由 9.3選ばれるためのポイント
講師紹介
経歴 1980年 (株)ソフトウェアAG(現在のビーコンIT)入社。 1989年 同社技術部にて経営情報システムの導入サポート、コンサルティングに従事。 2000年 コンサルティング部長、チーフ・コンサルタント。 過去、データウェアハウス構築のコンサルタント/プロジェクトリーダーとして、250社以上の導入に参画。 経営戦略とIT戦略の分野を得意とし、日本におけるデータウェアハウスの普及に貢献した。 現在、当社チーフ・コンサルタントとして各社において中期経営戦略プロジェクト、IT戦略投資プロジェクト、全社基幹系 システム再構築プロジェクト等を指揮する。 ユーザーの視点に立った要求定義、システム構築、提案依頼(RFP)、業者選定、発注マネジメントを得意とし、 この分野では第一人者。 データウェアハウスEXPO、ComdexJapan、情報処理学会、マイクロソフト、IBM、日経BP、放送大学等でスピーカー・講師を 務める。 執筆記事、論文多数。 著書「実践データウェアハウス OLAP」(日本経営科学研究所)、「要求定義」(日経BP)