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部下のモチベーションを重視し,高成果を上げるための

~「わくわく」感を生み出す次世代リーダの育成~
人を動かすリーダシップとマネージメントのコツ

わくわく感を生み出すマネージメント,動機付けの構図,人間力の効用,人を動かす仕組み
        人間重視のマネジメントのコツなどについて演習を交えて解説する特別セミナー!!

講師

富士通株式会社 ソリューション事業推進本部人材開発部
シニア・レクチャラ(CMMIアドバイザー) 上級教育士(工学・技術)JSEE認定 関 弘充先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
テキスト

受講概要

予備知識

 特になし。

受講対象者

 担当者、リーダ、管理職、人材育成担当者等
 (講師はシステム開発の経験者ですが、他分野の方も歓迎いたします)。

習得知識

 1)人を動かす仕組みの考案方法
 2)人間力の醸成とモチベーション向上方法
 3)人間重視のマネージメントのコツ
  4)アサーション(注1)、EQ(注2)リーダシップなど。

 (注1)心理学的なコミュニケーションパターンの一つ
 (注2)EQ(Emotional Intelligence Quotient ):心の知能指数(多くの心理学者が提唱)

講師の言葉

 世界経済が混迷を極めている現在、効率化や改善が企業戦略の要になってきています。
 このような時代を切り抜けるためには、「部下を強引に牽引して高成果を上げる」従来型のリーダシップよりも、
「部下のモチベーションを重要視して高成果を上げる」次世代型のリーダシップの発揮が求められます。厳しい
時代にこそ、組織を構成する人々を動機付けし、「わくわく」感を伴って長期的に高成果を上げることのできる
リーダの育成が必要であると考えます。
 本講座では、「人間力醸成」に照準を当て、「わくわく」感を生み出すマネージメント、「動機付け」の構図、
「人間力」の効用、人を動かす仕組み考案の方法、人間重視のマネージメントのコツなどについて、ワーク
ショップ形式を採りながらお伝えします。
 実際に講師が経験した場面をミニ演習として切り出し、疑似体験いただくことにより「気づき」を得ていただき、
具体的な実践方法を会得できる内容にしたいと考えております。
 講師は、数多くのシステム開発を成功に導いたプロジェクト・マネージャの経験や独自に考案した「人間重視の
改善活動」により、SI分野で日本初のCMM Rレベル5を達成した経験を持っております。また、システム運用
会社や協力会社の技術者や事務管理部門の中堅社員、変わったところでは原子力発電所従業員への「動機
付け」や「自己啓発」指導等の経験も保有しております。

プログラム

Ⅰ.人間力の発揮とリーダシップ
 1.将来のリーダ像
 2.リーダシップのパターン
 3.「わくわく」感と人間力
 4.人間力発揮の秘訣
Ⅱ.人間関係の向上とリーダシップ
 1.人間関係がうまくいかない
 2.人間関係がうまくいく方法
 3.アサーションとアサーティブ(注1)
 4.アサーティブ度チェック
Ⅲ.人を動かす「動機付け」の構図
 1.動機付けの構図
 2.共鳴とその持続
 3.善なる思いへの喚起
 4.パーソナルな価値観の向上
Ⅳ.人を動かす仕組みの考案ワークショップ
 1.やる気のない部下を動かす
 2.お客様を動かす
 3.組織的な活動の実践に動かす
 4.人を動かす仕組み考案のコツ
Ⅴ.人間重視の仕組み考案とマネージメントのコツ
 1.「失敗の構図」と「負の連鎖」を断ち切る知恵
 2.性善説に立った監査と改善計画の策定
 3.マネージメント力を引き出す第三者検証
 4.組織状況を見える化す簡単な知恵
 5.進捗遅れを出さない心理作戦
 6.品質意識の高い集団へのステップアップ
 7.リスク意識の高い集団へのステップアップ
 8.協力会社と一体になったマネージメントのコツ
 9.お客様と一体になったマネージメントのコツ
Ⅵ.「わくわく」感のある組織活動とリーダシップ
 1.モチベーションクライシス現象
 2.“不機嫌”な職場
 3.「わくわく」感のある職場環境にする知恵
 4.わくわく」感を伴った組織活動
Ⅶ.「わくわく」感を生み出すリーダ
 1.「どうするの」部長と魔のトライアングル
 2.形式重視とバランス評価の弊害
 3.熱意あるリーダ再生への道
 4.モチベーション・キラーとゼネレータ
 5.EQ(注2)リーダシップ
 6.「わくわく」感を生み出すリーダシップ
Ⅷ.まとめ
 *一部、演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。

講師紹介

 ◆略歴
●1967年 富士通(株)入社
●入社以来、主に大規模プロジェクトのPMに関わる(途上(財)未来工学研究所主任研究員)。
●近年、システム部門のプロセス改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、
 2003年にSI分野で日本初のCMMRレベル5を達成(2003.9)し、社長賞等を受賞
 (その後、CMMIRのレベル5を達成(2006.7))。
 現在、人材育成のシニア・レクチャラとして、プロの育成並びにプロセス改善コンサルに従事。
 特に「人間力」にこだわった活動に注力。
■社外発表実績
  : SEPG Japan2004「「不具合を生成しない活動」における人的側面の考察」(2004)
 : SEPG Japan2005「成熟度に依存しない「自立型プロセス改善活動」の可能性」(2005)
 :情報システム学会「情報システム構築とプロセス改善における人的側面の考察」(2005)
 :情報システム学会「IT技術者の人間力醸成についてのホリスティックアプローチとその成果」
  (2006)
 :情報システム学会「情報システム開発における人間力重視の協力会社管理」(2007)
 :情報システム学会「組織改革のための人間力重視の相互支援プロセスと人材育成」(2008)
  :日本品質管理学会「トップダウン&ボトムアップ型プロセス改善の効果と限界」(2006)
  :日本品質管理学会「性善説に立ったソフトウェア品質教育の実践とメンタリング」(2007)
 : A publication of the Software Association of Taiwan
   「Process of Evolution of a CMMI Level 5 Organization and its Effects」
  Journal of Software Engineering Studies vol.1.no2,December 2006
 ■情報システム学会、日本品質管理学会、日本工学教育協会 会員.
 ■九大大学院非常勤講師