
予測精度を高め、プロジェクトを円滑に進めるための
ソフトウェア測定と見積り技法[基礎から実践まで]~演習付き~
見積もり精度向上のポイント,実務観点からの実践方法について
演習を交え,わかりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社一 専任コンサルタント 飯泉 純子先生
(株)日立製作所システム開発研究所等を経て現職
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
- テキスト
受講概要
予備知識
プロジェクトの基礎知識
習得知識
1)ソフトウェア開発コストの予測技術体系に関する知識 2)ファンクションポイント法、COCOMOモデルを利用した見積もりの実践的な実施方法 3)見積り結果の活用方法、データ収集に関する知識
講師の言葉
見積り技術は、システムに関する予測,説明,交渉,経営,プロジェクトマネジメントといったあらゆる局面で要と なる基本技術です。 プロジェクトを円滑に進め、チーム力を強化していくためにも、科学的な手法を導入し、実践 していく継続的な取組みが必要です。 近年、見積り手法もファンクションポイント法、ユースケースポイント法、構成的手法等も整備されてきており、 実務でデータを蓄積していくことにより、予測精度を高め、円滑なマネジメントに活用していくことができます。 本講座では、見積り技術を概観し、データ収集や活用の基本を押さえ、実務観点からさまざまな状況での実践 方法(プラクティス)を紹介するとともに、基本技術について演習を交え、わかりやすく解説します。
プログラム
1. 見積り手法の基本
1.1 見積りの重要性 1.2 予想から予測へ 1.3 プロジェクトマネジメントの基本
2. 見積り手法の理論
2.1 見積り手法の種類 2.2 積み上げ法 2.3 類推法 2.4 単純推論法 2.5 ファンクションポイント法[+演習] 2.6 ユースケースポイント法 2.7 COCOMO法[+演習] 2.8 見積りモデリング
3. 見積り精度向上のポイント
3.1 モデリング 3.2 メトリクス 3.3 データの蓄積・分析とフィードバック 3.4 テーラリング
4. 見積り結果の活用
4.1 受発注 4.2 プロジェクトマネジメント 4.3 工事進行基準への対応
5. チーム力強化に向けて
5.1 プロジェクトの不条理はどこから来るか 5.2 科学的アプローチの重要性 5.3 継続的改善の重要性
6. 全体のまとめと討論
《お願い》演習で使用するため、電卓をお持ちください。
講師紹介
略歴: 1990年 筑波大学 第三学群 情報学類 卒業 同年 株式会社日立製作所入社 システム開発研究所にてソフトウェアエンジニアリングを担当 2001年 株式会社エクイティ・リサーチ入社 シニアコンサルタントとしてシステムのコスト評価などを担当 2002年 独立・開業し、Jリサーチ設立 システム開発コンサルタント 2004年 株式会社一(いち) 専任コンサルタントとしてシステムのコスト評価などを担当 1993年~2000年 情報処理学会 ドメイン分析WG 委員 1998年~1999年 (社)日本電子工業振興協会 先端ソフトウェア技術専門委員会 委員 2000年~2004年 (社)電子情報技術産業協会 ソフトウェア基盤技術専門委員会 幹事 2004年~ (社)電子情報技術産業協会 ソフトウェアエンジニアリング技術分科会 幹事 2003年~ アジャイルプロセス協議会 運営委員、(2009年~)副会長 見積・契約WG メンバー 知働化研究会 メンバー(2009年~) 2007年 (独)情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 見積り手法部会/ソフトウェア価値評価WG 委員 2008年~ (独)情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 定量的マネジメント部会/価値指向マネジメントWG 委員 2008年~ (社)神奈川県情報サービス産業協会 大学向けSE講座 講師 所属学会:情報処理学会