
微粒子の分散技術を基礎から理解するための
粉体微粒子の取り扱いの基礎と微粉体の分散技術
粉体微粒子の粉砕や分級などの取扱いの基礎と
微粒子の分散性について解説する特別セミナー!!
- 講師
関西大学 環境都市工学部 エネルギー環境工学科 教授 工学博士 芝田 隼次先生
- 日時
- 会場
- 受講料
- (消費税等込み)1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
- テキスト
受講概要
予備知識
微粒子関連業務についている方なら特になし
習得知識
1)粉体微粒子取扱いの基礎 2)微粉体の分散技術
講師の言葉
この講座では、粉体微粒子の粉砕や分級などの取り扱いに関する基礎と微粒子の分散性について考える。 微粒子の分散性については、ゼータ電位の発生の機構、ゼータ電位の果たす役割について解説し、その後 分散性の評価の方法や有機溶媒中での微粒子の分散についても概説する。 事例紹介として、水中での 微粒子の分散の研究事例および有機溶媒中での微粒子の分散の研究事例を紹介する。 最後に、溶解度 パラメータによる有機溶媒中での微粒子の分散評価の考え方について述べる。
プログラム
1.粒子の粉砕について
2.粒子の分級について
3.粒子径分布の測定と表し方
4.ゼータ電位からわかる微粒子の分散・凝集挙動
5.ゼータ電位の発生原因とその測定
6.界面活性剤の吸着とゼータ電位および分散現象
7.微粒子の分散・凝集の評価方法
7-1 粒度分布測定 7-2 沈降体積と沈降速度測定 7-3 流動特性
8.水中での微粒子の分散の研究事例
8-1 アルミナやマグネタイトの分散 8-2 分散状態の評価法 8-3 試験結果の具体例
9.有機溶媒中での微粒子の分散の研究事例
9-1 チタン酸バリウムやヘマタイトの分散 9-2 分散状態の評価法 9-3 試験結果の具体例
10.溶解度パラメータによる有機溶媒中での微粒子の分散評価の考え方
10-1 ハマカー定数による粒子間引力の計算 10-2 溶媒の誘電率と粒子の分散の関係 10-3 溶解度パラメータによる粒子の分散評価 10-4 溶解度パラメータによる粒子の分散の推定方法
講師紹介
<略歴> 京都大学大学院工学研究科修了 1988年ー1989 年カリフォルニア大学客員教授 1990年から関西大学教授 環境資源工学会副会長・編集委員長、資源素材学会粉体精製部門委員長、資源素材学会元副会長 日本溶媒抽出学会元会長など。