課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

一人ひとりがわくわく感をもって改善と品質に取組むための

~人を動かす人間重視のマネージメント~
技術者のための改善マインドと品質マインドの向上実践法

一人ひとりが改善の知恵を出し、潜在的な能力を発揮するように
                演習を交えて解説する現場で即役立つ内容の特別セミナー!!     

講師

富士通株式会社 ソリューションビジネス推進本部人材開発部
シニア・レクチャラ(CMMIアドバイザー) 上級教育士(工学・技術)JSEE認定 関 弘充先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

Googlemapでの表示はこちら

受講料
(消費税等込み)1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
テキスト

受講概要

予備知識

 特になし

習得知識

 「組織の人々を動かす人間力重視の仕組み考案のコツ」、「改善マインドと品質マインドを向上させる方法」、
「全員参加型改善活動を自律化させるコツ」、「組織改革を成功させるための相互支援プロセス」、改善活動へ動機付けする方法など。

受講対象者

 改善活動を始めようとしている方、実践中の方、品質管理責任者、改善活動推進チーム、プロマネ、現場の担当者、
関心のある方など(講師はソフト開発経験者ですが、組み込ソフト系及びハード系の方も歓迎します)。

講師の言葉

 ものを作れば売れた時代と違い、世界経済が混迷を極めている現在、世の中に貢献し、価値を生み出すサー
ビスや製品をどのように効率的、効果的に生み出すかが企業戦略の要になってきています。
 このような時代にこそ、従来型の上司本位のマネージメントではなく、一人ひとりが、主役になり「わくわく」感を
伴って、改善の知恵を生み出す部下本位のマネージメントの強化が求められます。
組織的な
改善活動は熱意ある推進者を育成しても、実践する側の人々を動かすことは困難を極めます。成功させるための
鍵は、実践する側の人々の「やる気」を生み出すことであり、改善活動の仕組みにより「組織を構成する人々の
人間力を発揮させることができるかどうか」に掛かっていると考えております。
 私は、かつて独自に考案した改善活動により、SI分野で日本初のCMM Rレベル5達成に組織を導き、高品質を
実現した経験があります。
 本セミナーにおいては、「改善マインド」と「品質マインド」を取り上げ、どのようにしたら、一人ひとりが主役になり
「わくわく」感をもって「改善の知恵」を出し、潜在的な能力を発揮するようになるのかを丁寧に解説し演習を交え
現場で即、実践に役立つ内容にしたいと考えております。

プログラム

Ⅰ.品質と人間
 1.品質とは
 2.品質保証と品質管理
 3.品質を良くするのは誰か
Ⅱ.人間力とリーダシップ
 1.人間力を発揮できるリーダシップ
 2.人間関係の悩み
 3.品質マインドと改善マインド
Ⅲ.人間力の醸成
 1.人間力とは
 2.「わくわく」感を生み出すリーダ
 3.人間力発揮の秘訣
Ⅳ.人を動かす仕組みの考案トレーニング
 1.「上司と部下がうまくいく行動パターン」ミニ演習
 2.「実施要領説明会を成功させる知恵」ミニ演習
 3.「人間力重視の監査に転換する知恵」ミニ演習
Ⅴ.品質マインドの向上ワークショップ
 1.「品質向上の知恵の醸成」演習
 2.「品質向上についてのコーチング」演習
 3.品質マインド醸成のためのメンタリング
 4.メンターへの道
 5.動機付けとサイクリカル思考パターン
Ⅵ.改善マインドの向上ワークショップ
 1.組織的改善活動
 2.なぜ改善活動が必要なのか
 3.改善活動のパターン
 4.「改善の知恵の醸成」演習
 5.組織的改善活動への動機付け
Ⅶ.全員参加型の改善活動
 1.全員参加型改善活動へのステップアップ
 2.全員参加型改善活動体系の事例
Ⅷ.自律型改善活動への転換
 1.自立型改善活動と自律型改善活動
 2.自律型改善活動の推進とメンター育成
Ⅸ.品質カルチャーの向上と相互支援プロセス
 1.組織的改善活動の限界
 2.相互支援プロセス・モデルの考察
 3.組織風土の改革と相互支援プロセス
Ⅹ.まとめ
 (注)一部、演習を交えて実体験いただき、理解の促進に努めます。
 *1コーチング&メンタリング:高成果を上げるための人材育成の支援体系

講師紹介

 ◆略歴
 ●1967年 富士通(株)入社
 ●入社以来、主に大規模プロジェクトのPMに関わる(途上で未来工学研究所主任研究員)。
 ●近年、システム部門のプロセス改善に従事し(主席部長、品質保証部長)、
  2003年にSI分野で日本初のCMMRレベル5を達成(2003.6)し、社長賞等を受賞
  (その後、CMMIRのレベル5を達成(2006.7))。
  現在、人材育成のシニア・レクチャラとして、プロの育成並びにプロセス改善コンサルに従事。
  特に「人間力」にこだわった活動に注力。
 ◆社外発表実績
 : SEPG Japan2004「「不具合を生成しない活動」における人的側面の考察」(2004)
 : SEPG Japan2005「成熟度に依存しない「自立型プロセス改善活動」の可能性」(2005)
 :情報システム学会「情報システム構築とプロセス改善における人的側面の考察」(2005)
 :情報システム学会「IT技術者の人間力醸成についてのホリスティックアプローチとその成果」(2006)
 :情報システム学会「情報システム開発における人間力重視の協力会社管理」(2007)
 :情報システム学会「組織改革のための人間力重視の相互支援プロセスと人材育成」(2008)
 :日本品質管理学会「トップダウン&ボトムアップ型プロセス改善の効果と限界」(2006)
 :日本品質管理学会「性善説に立ったソフトウェア品質教育の実践とメンタリング」(2007)
 : A publication of the Software Association of Taiwan 「Process of Evolution of a CMMI Level 5
 Organizationand its Effects」 Journal of Software Engineering Studies vol.1.no2,December 2006
 ◆情報システム学会、日本品質管理学会、日本工学教育協会 各会員。
 ◆九大および東北大大学院非常勤講師、TH企画、日科技連、日本テクノセンター、トリケップス、SRC等社外セミナー講師。