
組込ソフトウェアに起因する問題多発の状況下
機能安全規格に準拠したソフトウェア開発のための
組込ソフトウェア開発における機能安全規格の適用ノウハウ
プロセスモデルと機能安全規格との関係、実装・テスト方法の注意事項
およびソフトウェアSILの定量的評価方法について事例を交えて解説する特別セミナー!!
- 講師
ビジネスキューブ・アンド・パートナーズ株式会社
ソフトウェア・コンサルティング事業部 シニアディレクター
会津大学 准教授 工学博士 ISO/IEC 15504 アセッサー 藤原 隆次先生
(富士通周辺機(株)にて組込系システム等の研究開発に従事後、現職)
- 日時
- 会場
- 受講料
- (消費税等込み)1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
- テキスト
受講概要
予備知識
・特になし IEC61508もしくはISO26262を一読されていることが望ましい。
習得知識
1)ソフトウェアに関する機能安全の実装に関する注意事項 2)ソフトウェアに関する安全整合性レベル(SIL)の定量的評価を実施するための基礎知識
講師の言葉
近年、組込系ソフトウェアに起因する問題が多発している。この状況を解決するために、機能安全規格(IEC 61508、ISO CD 26262)に準拠した組込系ソフトウェア開発が要求されている。しかし、ソフトウェア開発に対する 前述の機能安全規格には、100種類以上の手法論は記載されているが、実装・テスト(検証)の結果を定量的に 分析する手法論は殆ど言及されていない。 そこで、組込系ソフトウェア開発に影響を及ぼす機能安全規格において、安全整合性レベル(Safety Integrity Level:SIL)の定量的な評価方法の必要性が改めて見直されています。 本セミナーでは、プロセスモデル(ISO/IEC15504)と機能安全規格との関係を解説すると共に、機能安全規格に 記載されていない事を中心に、実装・テスト方法での注意事項やテスト工程で収集可能なメトリクスに基づいた ソフトウェアSILの定量的な評価方法について事例を交えて解説致します。
プログラム
Ⅰ 機能安全の概要
Ⅱ 車載ソフトウェア開発における問題点
Ⅲ 品質改善に関する取組み
1.プロセス品質として 2.プロダクト品質として 3.安全分析手法の一例
Ⅳ システムSILの算出方法
Ⅴ ハードウェアSILの算出方法
Ⅵ ソフトウェアSILの算出方法
1.ソフトウェア開発の注意事項 2.数学的理論の背景 3.評価尺度(MTTF、MTBFなど)