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製品特性に大きく関与する原料の粉の力学的特性を評価するための

粉体・微粒子の付着力・凝集力・摩擦力の基礎と測定解析技術

粉体の物性を適切に評価するために必要な知識・ノウハウを分かりやすく解説する充実の特別セミナー!!

講師

株式会社 ナノシーズ 代表取締役社長 薬学博士 島田 泰拓先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数お申込みの場合1名:42,000円
テキスト

受講概要

習得知識

  粉体物性の基礎知識と計測ノウハウ
   1)付着力  2)凝集力  3)摩擦力 4)静電気拡散性  5)測定解析方法

講師の言葉

   トナーや医薬品粉体のように対象となる粒子径がシングルミクロンになると原料粉体の付着力・凝集力・
摩擦力がその製品特性に大きく関与することは少なくありません。
  本講座では、特に知見の少ない粒子間付着力・粒子間摩擦力、凝集力に関して、概論とその測定解析法の
実例を紹介して分かりやすく解説いたします。また、2次的な粉体物性である粉体ハンドリング性や成形性に
ついて検討する場合は、原料となる粉の力学的特性を十分に把握することが重要となります。電池や医薬品の
原料についてその物性を適切に評価するために必要な知識・ノウハウを講義する充実のセミナーです。

プログラム

<概論の部>

Ⅰ.付着力
  1.付着力とその構成成分
  2.付着力とそれを左右する環境因子
  3.付着力の制御とその手法
  4.付着力の代表的な測定法(粒子間・粒子-平面間)
  5.付着力測定に関する特許関連情報
Ⅱ.凝集力
  1.凝集力と付着力の関係
  2.凝集力の代表的な測定法
  3.凝集力測定に関する特許関連情報
Ⅲ.摩擦力
  1.摩擦力と付着力の関係
  2.摩擦力の代表的な測定法
  3.摩擦力測定に関する特許関連情報
Ⅳ.静電気拡散性(帯電減衰性)
  1.粉体の静電気拡散性と付着力の関係
  2.粉体の静電気拡散性についての代表的な測定法
  3.静電気拡散性測定に関する特許関連情報

《測定解析法の部》

  1.粒子間付着力解析の実例と解説
  2.粒子-基板間付着力測定の実例と解説
  3.環境因子と付着力変化
  4.製品トラブルに対する付着力測定でのアプローチ
  5.凝集力の測定の実例と解説
  6.粒子-基板間摩擦力測定の実例と解説
  7.連続粉体層せん断による流動性・圧密性・液状化現象の測定と解説

講師紹介

平成10年3月に名城大学薬学部製薬学科を卒業後,同大学助手補を経て
平成13年3月に同大学院薬学研究科,修士課程を修了,
平成15年3月に飛び級で同博士課程を修了。
(独) 産業技術総合研究所の特別研究員を経て
株式会社ナノシーズを創業。現在に至る。

粉体工学会会員、日本画像学会会員