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車載品の設計・評価担当の初心者からベテランまでに役立つ

車載センサーの設計・評価技術とトラブル対策事例

車載センサについて設計・評価者が知っておくべきノウハウや不具合事例について解説する特別セミナー!!

講師

ユニバーサル開発設計事務所 代表 
     三菱電機(株)福山製作所 技術担当部長(非常勤)
     近畿大学 理工学部 /福山大学 工学部 講師(非常勤) 三谷 干城先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数お申込みの場合1名:42,000円
テキスト

受講概要

必要な予備知識

センサに関する初歩的な知識があれば理解が早いと思います。

受講後の習得知識

車載センサの概要と開発設計へのアプローチのノウハウ及び評価・品質のポイントが理解できます。

講師の言葉

  近年、車のリコールが増えているが、車に限らず我々が使用する身の回り製品の品質が大幅に落ちている。
車載製品以外のリコールの内容を見るとき、我々車載製品の設計者が20年以上前から設計基準として採用し、
設計常識になっている内容の不具合で、人命を奪っている事例もある。そこに設計者が信頼性設計に如何に
真摯に取り組むかが重要になるが、未経験な内容や設計基準に落とし込んでいない内容については、設計に
反映できないのも事実である。
   このセミナーでは、車載製品の設計者・評価者は当然知っておくべきノウハウ、自動車以外の技術者も
知っておいていただきたいノウハウを、全て私の経験した不具合事例を具体化してお話しする。
車載用センサのケースを中心にお話しするが、コントロールユニットなどの不具合事例にも触れる。
 異業種から車の業界に参入する際にハードルとなる仕様の違いのポイントも話す。
  車載品設計の初心者からベテランの方はもちろん、現在車に関係ない異業種の方にも役立つと信じる。

プログラム

1 まえがき
	1.1 センサが活躍する主要システム
	1.2 システムにおける車載センサの役割
2 最新実用センサ
	2.1 温度センサ
	2.2 圧力センサ
	2.3 位置センサ、角度センサ
	2.4 距離センサ
	2.5 回転センサ
	2.6 加速度センサ、振動センサ
	2.7 トルクセンサ
	2.8 流量センサ
	2.9 電流センサ
	2.10 成分センサ
	2.11  気体センサ
	2.12  日射量センサ、照度センサ
	2.13  その他センサ
3 開発で失敗しないために
	3.1 ニーズの見つけ方
	3.2 シーズの生かし方
	3.3 自社優位技術の生かし方
	3.4 他社技術、市場動向の掴み方
	3.5 開発マインドが命
4 設計のポイント
	4.1  仕様の特徴
	4.2 性能
	4.3 信頼性
	4.4 工作性
	4.5 コスト
	4.6 部品,材料
	4.7 原価低減(VA)
5 評価のポイント
	5.1  評価の概要
	5.2  評価の盲点
	5.3 今後の評価のあり方
6 信頼性の構築
	6.1  品質維持の手法
	6.2  クレームの分析
	6.3 クレーム対処法
7 不具合と対策事例
	7.1 まさかの不具合に唖然
	7.2 原因の分からない不具合に苦慮
	7.3 他業界の不具合に驚く
8 他業種製品との違い(車載製品の特徴)

講師紹介

大阪大学基礎工学部卒業 中国電力(株)勤務後、三菱電機(株)に移る。
 34年間車載製品の開発設計などに従事、2007年ユニバーサル開発設計事務所を立ち上げる。