
クリーンルーム、製薬用水のレギュレーションを整理し理解するための
クリーンルーム・製薬用水の3極レギュレーションと設計ポイント
クリーンルーム、製薬用水について基準・規格、
日米EUの相違点および設計のポイントを解説する特別セミナー!!
- 講師
GMPリサーチ 代表 山川 康泰先生
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:42,000円 同時複数人数お申込みの場合1名:36,750円
- テキスト
受講概要
必要な予備知識
初心者の方にもわかりやすく説明するつもりですが、GMP、クリーンルーム、製薬用水などに関する基礎知識が あればベターと思います。
受講後の修得知識
1)クリーンルーム、製薬用水に関するGMP・ガイダンスに関する知識 2)クリーンルーム、製薬用水に関する3極の違いや設計ポイント
講師の言葉
医薬品製造において、製造環境であるクリーンルームと、医薬品の重要な原料の一つであり、洗浄水としても 用いられる製薬用水は、品質確保上、重要な役割を担っています。そのため、クリーンルームや製薬用水に 対する要求事項が種々のGMP、ガイダンス等に規定されていますが、微妙な相違もあります。 本セミナーでは、これらGMP、ガイダンス、基準・規格などの種類や体系を整理して紹介するとともに、日米EU 3極の要求事項の相違点や設計ポイントを解説します。また、クリーンルーム、製薬用水に対するFDAの査察時の 指摘事例も紹介します。 本セミナーは特に、クリーンルーム、製薬用水に関するレギュレーションを整理して理解したい方に適して いると思います。
プログラム
1.クリーンルーム、製薬用水に関する GMP・ガイダンス
クリーンルーム、製薬用水に関する GMP・ガイダンスとして、日米EU(厚労省、FDA、EC/EMEA)をはじめ、 ICH、PIC/S、WHO、ISO、IEST、薬局方(JP/USP/EP)、ISPE、PDAなどの基準や規格を整理して紹介する。
2.日米EU3極の比較と設計ポイント
日米EU3極のレギュレーション内容の相違点を解説するとともに、クリーンルーム(主として無菌製造施設) や製薬用水設備の設計のポイントを説明する。 主たる比較項目は、以下の通り。 (1)クリーンルーム * 清浄度(区分と制限値) * 微粒子モニタリング * 空調設備要件 * 製造工程に要求される清浄度 * 装置の設置環境(アイソレータ、BFS) など また、クリーンルームの国際規格ISO14644-1, -2についても解説する。 (2)製薬用水 * 水の種類と規格、用途 * 注射用水の製造方法 * アラート/アクションレベル * 設計スタンダード(材質、デッドレグ、ループ循環、殺菌・滅菌、PQのステップ)など
3.FDA査察時の指摘事項
FDA査察時の指摘事項の例を空調設備、製薬用水設備を中心に紹介する。 ※ プログラムは若干、変更する場合があります。
講師紹介
日揮(株)で医薬品製造施設のプロジェクト業務、GMP・レギュレーション対応業務を遂行。 2005年(平成17年)4月から現職、GMPや規制動向に関する調査・解説、GMPコンプライアンスレビュー等 のコンサルティング業務に従事。 所属学会: PDA、ISPE、PHSS(UK) GMP・レギュレーションをテーマに論文・報文を発表(無菌医薬品製造ガイダンス、クリーンルーム、製薬用水 他)