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日米EUの無菌医薬品製造GMP・ガイダンスの違いや最近の動向を理解するための

無菌医薬品製造における3極GMP要求事項への対応と最近の規制動向

無菌医薬品製造における日米EUの要求事項の相違点や
                       ハーモナイズ状況、対応ポイントを解説する特別セミナー!!

講師

GMPリサーチ 代表 山川 康泰先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:42,000円 同時複数人数お申込みの場合1名:36,750円
テキスト

受講概要

必要な予備知識

GMP、クリーンルームなどに関する基礎知識の他に、無菌医薬品製造の基本フローなどに対する理解も
必要です。日米EUいずれかの無菌医薬品製造のガイダンスをご存知であればベターと思います。

受講後の修得知識

1)医薬品製造における主たるGMP・ガイダンスに関する知識
2)無菌医薬品製造GMP・ガイダンスにおける3極の違いや最近の動向に関する知識

講師の言葉

  無菌医薬品は無菌性の保証が必要不可欠であり、厳重な製造管理、品質管理が要求されます。そのため、
日米EU3極では、医薬品製造のGMP・ガイダンスに加え、無菌医薬品製造のためのガイダンス(FDA・無菌製剤
ガイダンス(2004年9月)、EU-GMP An nex1(2003年5月)、厚生労働省・無菌操作法指針(2006年7月)など)
がそれぞれ発出されていますが、微妙な相違もあります。
  本セミナーでは、3極の要求事項の相違点やハーモナイズの状況、対応ポイントなどについて項目毎に
整理して説明します。さらに、厚生労働省・無菌操作法指針の特徴や他との違いを紹介するとともに、最近の
規制動向としては、長年にわたって改訂作業が行われてきたEU-GMP Annex1修正案について、その見通し
などについて紹介します。
   また、医薬品製造全般のGMP・ガイダンスの全体像や体系を把握するのに役立つよう、GMP、ガイダンス、
基準・規格などの整理例などもご紹介します。

プログラム

1.医薬品製造GMP・ガイダンス及び関連の基準・規格
   (1) GMP・ガイダンス、基準・規格の体系(組織、種類など)
   (2) 対象: FDA、EU(EC, EMEA)、ICH、WHO、PIC/S、ISO、IEST、薬局方(USP/EP/JP)、ISPE、PDAなど
2.無菌医薬品製造GMP・ガイダンスにおける3極の比較と対応ポイント
 (1)無菌医薬品製造GMP・ガイダンスの概要(FDA・無菌製剤ガイダンス、EU-GMP Annex1、
     厚労省・無菌操作法指針、JP・参考情報(微生物評価試験法)、WHO-GMP(TRS902, Annex6)、
     ISO 13408-1、USP)
  (2)比較項目: 清浄度区分と制限値、微粒子モニタリング、空調設備要件、製造工程に要求される清浄度、
アイソレーターの設置環境、製薬用水、ろ過滅菌、蒸気滅菌・スチーム など
3.厚生労働省・無菌操作法指針の考察
  (1)一般要件(21章)、附属資料(5章)についての考察内容
  (2)考察項目: 2.用語・定義、6.構造設備、7.無菌医薬品に係る作業所、8.無菌医薬品に係る作業所の
清浄化及び消毒、12.環境監視測定、14.滅菌工程、A2 製薬用水 など
4.無菌医薬品製造をめぐる最近の規制動向
  (1)EU-GMP Annex1修正案(2005年11月公表)の概要、今後の見通しなど

  ※ プログラムは若干、変更する場合があります。

講師紹介

*日揮(株)で医薬品製造施設のプロジェクト業務、GMP・レギュレーション対応業務を遂行。
2005年(平成17年)4月から現職、GMPや規制動向に関する調査・解説、GMPコンプライアンスレビュー等の
コンサルティング業務に従事。

*所属学会: PDA、ISPE、PHSS(UK)

*GMP・レギュレーションをテーマに論文・報文を発表(無菌医薬品製造ガイダンス、クリーンルーム、
製薬用水 他