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低コストを実現するための

さらにコストが絞れる即効性・低コスト化設計手法の進め方

短期開発にマッチした低コスト化設計手法を実習優先のカリキュラムで解説する特別セミナー!!

講師

國井技術士設計事務所 所長
社団法人 日本技術士会 技術士(機械部門:機械設計/設計工学) 國井 良昌先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数お申込みの場合1名:42,000円
テキスト

受講概要

受講対象

■受講者所属部門:機械系設計者、電気系設計者、生産技術者、企画・研究部門
■経験年数:特に問いませんが、入社から10年程度の若手技術者、中堅技術者にお勧めのセミナーです。

受講後の修得知識

1.各種低コスト化設計の全容と得手不得手が理解でき、取捨選択できる。
2.各職場で、「即効性・低コスト化設計活動」のリーダシップがとれる。
3.職場のチーム全員に容易に受け入れられる。
4.確実に、新たな視点で低コスト化が図れる。

持参品

電卓(種類問わず)、定規(種類問わず)、マーカーペン(色問わず)

講師の言葉

1.手法なき日本企業
製品原価の80%は設計段階で決定します。従って、韓国はTRIZ、中国はVE手法で徹底的に低コスト化設計を
施しています。しかし、多くの日本企業では、気合いと圧力で低コスト化を図っていませんか?

2.計算尺時代の手法
激化する短期開発により、現在の開発業務量は、高度成長時代と比較して3倍以上に増加しています。
しかし、手法は相変わらず難解のまま「主役」であり、「脇役」になろうとしていません。
従って、「やる時間がない」、「もう限界」というセリフが若手技術者から発せられるのです。

3.本セミナーの目的
計算尺時代の低コスト化手法を全面的に見直し、短期開発のサイクルにマッチした手法を厳選しました。
そして、手法はあくまでも「脇役」であり、「電卓レベル」をコンセプトに、即効性のある「低コスト化手法」を、
実習優先のカリキュラムで指導します。

プログラム

Ⅰ低コスト化設計概論
1.低コスト化設計力
(1)QCDに関する能力の測定方法
(2)的が無ければ弓は引けない
(3)弓がなければ矢は射れない
(4)ちょっと難関なVE手法とは
(5)QFDで人気となるデジカメを企画する
(6)品質工学で人気となるデジカメを企画する
(7)トヨタの標準化もまだ甘い!?
(8)どんどんアイデアが湧いてくるTRIZとは

2.低コスト化設計の最先端
(1)低コスト化設計の落とし穴
(2)最先端の低コスト化ツールは2つある
(3)モンテカルロシミュレーション
(4)超カンタン!コストバランス法
ⅡTRIZ 40の発明原理
1.TRIZ 40の発明原理辞書
(1)直ぐ出来る!TRIZ 40の発明原理26アイテム
(2)ちょっと難解!TRIZ 40の発明原理14アイテム
(3)発想は40項目だけ考えれば良い
(4)水中翼船を逆分析
(5)布団圧縮袋を逆分析
Ⅲ低コスト化設計実践
1.コストバランス法とその具体例
(1)なるほど、これならできる!コストバランス法
(2)コストバランス法の手順
(3)コストバランス分析とその実例
(4)業界分析と自社商品のコスト分析

2.コストバランス法の徹底演習 (即日マスター)
(1)鉛筆削りのコモディティ別分析
(2)コモディティ別のコストバランス分析
(3)コモディティ別のコストモーメント分析
(4)分析に従って低コスト化活動するだけで良い
(5)コストバランスの分析ソフト

3.1st Look VE (DARE法)
(1)VEの実績
(2)VE活動はここで挫折する
(3)コストバランス法の次ぎに来る手法

4.1st Look VE (DARE法)の具体例
(1)なるほど、これならできる!1st Look VE (DARE法)
(2)DARE法の手順
(3)分析に従って低コスト化活動するだけで良い
(4)コストバランス法との融合で鬼に金棒

5.1st Look VE (DARE法)の徹底演習" (即日マスター)
(1)鉛筆削りをDARE法で機能ブレークダウン
(2)分析に従って低コスト化活動するだけで良い
(3)低コスト化への発想
(4)DARE法の分析ソフト
(5)演習成果の発表と即効性の実証

講師紹介

略歴
①1978年、横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。現在、52歳
②1978年、日立製作所入社。日立製高速レーザプリンタの設計を担当
③1982年、富士ゼロックス入社。富士ゼロックス製フルカラープリンタの設計。設計歴は通算29年。
④現在、富士ゼロックス(株)に在職中。設計改革や設計審査長を担う
⑤1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタントやセミナー講師として外部でも活動中。

所属学会・協会/役職など
①所属:社団法人 日本技術士会 技術士(機械部門:機械設計/設計工学)
②上記役職:社団法人 日本技術士会 機械部会・幹事
③その他:社団法人 日本設計工学会 会員