課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

職場で本来のプロセス改善を効果的に推進するための

ソフトウェアの品質と実践的プロセス改善マネジメント

ソフトウエアの品質管理やプロセス改善の原理・実践的進め方を解説する特別セミナー!!

講師

株式会社 コンピータジャパン  シニアコンサルタント
工学院大学 CPDセンタ 客員教授   堀田 勝美先生
SW-CMM/CMMI リードアセッサ
ISO15504 リードアセッサ

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

Googlemapでの表示はこちら

受講料
1名:47,250円 同時複数人数お申込みの場合1名:42,000円
テキスト

受講概要

必要な予備知識

ソフトウェア開発、プロジェクト管理の経験

受講後の修得知識

1)ソフトウェア品質管理の概要
2)ISO9000、CMM/CMMI、ISO/IEC 15504などのモデルコンセプト
3)アセスメントに関する基礎知識
4)ビジネスの目標に基づく効果的なプロセス改善を実現するためのポイント

講師の言葉

  今日では、ほとんどの製品はソフトウェアなしでは動作しません。製品を作る工程もソフトウェアで制御されて
います。銀行システムや予約システムなどのような各種のサービスも勿論ソフトウェアの上に成り立っています。
   これらはインタネットの普及とともに、それぞれ複雑に関係しあって動作しており、ますます増大化、複雑化し、
私たちの生活に関わってきます。ソフトウェア品質は社会にとって、また企業にとっても重要な課題です。複雑、多様、かつ変化の激しい今日、いかにして効率的で品質の高いソフトウェアを開発していけばよいのでしょうか。
これに応えるひとつの方法としてプロセス改善マネジメントが注目されています。プロセス改善とは、企業として
競争力を高め、そして有意義な仕事ができるように、ビジネスを自らあるいは供給者と協力して改善するための
方法論です。
   本セミナーでは、職場で本来のプロセス改善を効果的に推進していただけるように、ソフトウェアの品質管理や
プロセス改善の原理、プロジェクト活動との関係、CMMIなどのモデルを正しく理解していただき、また実践的な
プロセス改善の進め方について学んでいただきます。

プログラム

1. 概論
   1.1 ソフトウェアの品質
   1.2 ソフトウェアの品質管理とプロセス改善
       (1)  品質管理と品質保証
       レビュー/テスト/検査/監査/品質保証/統計的品質管理 など
       (2)  プロセス改善の必要性
   1.3 プロセス改善とは?
       (1)  プロセスとは?
       (2)  プロセスの能力/成熟度とは?
       (3)  プロセスを制御する
       (4)  プロセスを制度化する
       (5)  プロセスを改善する
       (6)  モデルの利用
        ISO 9001/ISO 12207/SW-CMM/CMMI/ISO 15504/Automotive SPICE など
2.プロセス改善マネジメント
   2.1 プロセスマネジメントとプロジェクトマネジメント
   2.2 プロセス改善ライフサイクル
   2.3 改善の開始
       (1)  組織の事業目標とドライバー
       (2)  プロセス改善プログラム
       (3)  コスト対効果分析
   2.4 アセスメント
       (1)  アセスメントとは?
       (2)  アセスメントモデル
       (3)  プロセス能力測定の枠組み
       (4)  アセスメント結果の利用
   2.5 改善活動計画の作成
       (1)  目標の設定
       (2)  体制と役割
       (3)  スケジュール策定
   2.6 改善活動の実行
       (1)  改善推進チームの進め方
       (2)  プロセスの文書化と展開
       (3)  測定
   2.7 活動の評価
3.まとめ

講師紹介

    1971年  日本電信電話公社(現NTT)
                      武蔵野電気通信研究所交換研究部
    1980年 同本社 計画局
    1982年 同研究所 基幹交換研究部
    1986年 NTTソフトウェア生産技術研究所
    1988年 NTT通信ソフトウェア本部
    1990年 NTTソフトウェア研究所
    1999年 NTTソフトウェア株式会社
    2003年 株式会社 コンピータジャパン

    情報処理学会 会員
    日本品質管理学会 会員

    著書等  
      「分散ソフトウェア開発」(共著、共立出版、1996)、
      「ソフトウェアISO9000」(共著、日科技連出版、1996)、
      「ソフトウェア 品質システム要求事項の解説」(共著、日科技連出版、1998)
      「共通フレーム98 SLCP-JCF98」(共著、通産資料調査会、1998)
      「チームソフトウェア開発ガイド~Team Software Processによる開発のすべて~」
                                      (監訳、コンピュータ・エージ社、2002)
      「ソフトウェアプロセス改善と組織学習」
                                     (共著、ソフトウェアリサーチセンタ、2003)