めっき不良解決のための

めっきの基礎とめっきトラブル要因への対策

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めっき不良の発生要因およびめっき不良対策を解説する特別セミナー！！

講師: 神奈川県技術アドバイザー　　元神奈川県産業技術総合研究所　基盤技術部長　山崎　龍一先生

日時

会場: 連合会館 (東京・お茶の水）
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受講料: 1名：47,250円　同時複数人数お申込みの場合1名：42,000円

テキスト

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受講概要

必要な予備知識

元素記号など化学の初期知識

講師の言葉

   めっき不良対策はまさにハウツウそのものであり、一般論で語れない。
　まためっき工場だけの対応で解決するものでもない。加工指示書を作る側の知識が不良を誘発していないか、
めっき工場からみた素材と発注者の素材とは共通認識範囲にあるのか。不良要因を情報やイメージの共有と
いう面から具体例を示しながら指摘する。

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プログラム

１．めっきの目的と用途

　①装飾用めっき
　②防食用めっき
　　(1) 犠牲被膜型防食法
　　(2) 貴な金属による防食
　　(3) 腐食電流分散型防食法
　③機能めっき
　　(1) 硬さと耐摩耗性・潤滑性
　　(2) はんだ付け性
　　(3) 電気・磁気特性
　　(4) 光学的特性

２．めっきの基礎

　①電気めっきの基礎知識
　　(1) イオンとは
　　(2) ファラデーの法則
　　(3) めっきの析出量と厚さ
　　(4) 電流密度と適正電流密度範囲
　　(5) 電流分布
　　(6) めっき厚さのバラツキ

３．めっきの不良とは

　①不良の定義
　　(1) 電気めっきＪＩＳに記された不良
　　(2) 機能めっきに要求されるもの
　　(3) めっき不良と仕様不良

４．めっき不良の発生要因

　　(1) めっき不良はめっき業の責任？
　　(2) めっき不良の主要因は素材
　　(3) 加工負荷要因
　　(4) デザインも不良を誘発する

５．仕様不良の発生要因

　　(1) 発注書または加工仕様書への記載事項
　　(2) めっきの目的は明確か
　　(3) 要求機能・物性とその評価
　　(4) めっきへの理解度

６．不良対策

　　(1) 不良の分類と相互認識
　　(2) 自動機は融通の利かない装置である
　　(3) 良品はとっておこう
　　(4) めっき工場の選択

７．情報とイメージの共有

　　(1) 情報の交換
　　(2) 具体的イメージの共有
　　(3) 物性マップ作りの勧め
　　(4) 試験・研究機関との連携強化

８．まとめ

講師紹介

経　　　歴
　通商産業省工業技術院東京工業試験所から神奈川県工業試験所へ勤務。
    電気めっき及びめっき排水処理技術を担当。
  組織改編により神奈川県産業技術総合研究所となり、基盤技術部副部長、基盤技術部長を経て
 2000年 3月定年により退職。表面技術関係のアドバイザー業務を開始。

現　　　職
  ・神奈川県技術アドバイザー、・神奈川表面技術研究会会長、
  ・(社)表面技術協会　表面処理団体協議会運営委員、
  ・(社)表面技術協会　表面技術環境部会委員、
  ・(社)表面技術協会　めっき部会幹事、
  ・中央職業能力開発協会　中央技能検定委員（電気めっき関係特級、１，２級、基礎級）、
  ・防錆技術協会　通信教育講師、・東京都鍍金工業組合高等職業訓練校講師　

所属学協会　　　　　　社団法人表面技術協会

賞　　罰
◎　労働大臣賞授賞（めっき技能検定関係）　1997.11.27
◎　(社)表面技術協会　功績賞　2006.02.27

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