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心電図の理解度、判断力を格段に進歩させるセミナー!

心電図の初歩と心電図関連の基本知識を学ぶ
-やさしい心電図学と役に立つ心臓血管学-

心電図学の入り口から心臓血管学・心電図関連機器を解説する特別セミナー!!

講師

聖マリアンナ医科大学循環器内科 教授 同大学病院 副院長 医学博士 三宅 良彦先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:42,000円 同時複数人数お申込みの場合1名:37,800円
テキスト

受講概要

予備知識

特になし

修得知識

1)心電図の基礎知識
2)心臓血管学の基礎知識
3)心臓ペースメーカー、植込み型除細動器、自動対外式除細動器(AED)の機能の成熟度と未熟度

講師の言葉

  心電図は学び始めに苦労し、また勉強の継続中に息切れを生じやすいものです。
しかし、心電図は、皆さんが思い抱いているほど難解でありません。初心者対象の本セミナーでは、学び始めの
苦労を如何にして軽減するかをお教えし、さらに息切れを生じさせないで長続きさせる方法も伝授したいと思います。
   セミナーではまず、「心電図は図形である」を認識していただきます。ついで、心電図は奥が非常に深いので、
はじめから奥の仄暗い部分を見極めるのではなく、陽の当たる明るい部分のみをゆったりと眺めます。
心電図学の入り口を展望できれば、もう初心者ではありません。セミナー終了までに、心電図の理解度、
判読力、勉強法が格段に進歩するとお約束できます。
  心電図の勉強と並行して、心電図に関連の深い、興味深い情報をできるだけ多く提供して、心電図の意義深さや
面白さを学んでいただきます。心臓ペースメーカーや植込み型除細動器、そして自動体外式除細動器(AED)は
私たちの身近で活躍する心電図関連機器ですが、これらには心電図を読みとる優れものの機能が内蔵されて
います。この機器の機能の成熟度と未熟度も解説に加え、心電図の理解を深める手立てにしたいと思っています。

プログラム

1. 心電図とは?
2. 心臓の電気現象と機械的作用とは異なる
3. 心臓の形態と機能
4. 心臓のポンプ作用の調節
5. 心臓が4秒停止すると意識を失う
6. 健常人における心拍数コントロール
7. 心臓移植を受けた人の心拍数コントロール
8. 心電図の模写は心電図の理解に直結する!
9. 心電図の波形と名称
10.心臓各部の興奮(脱分極)と回復(再分極)
11.正常伝導と脚ブロック
12.循環器診療における聴診と各種検査法
13.心電図の記録方法は多種多彩
14.心電図を正確に、適切に記録する
15.計測を正しく行う
16.正常値を考える
17.心電図は経時的に変化する?
18.タコツボ型心筋症とは?
19.心電図判読の上達法には2つの極意がある
20.「知力」と「視力」で判読する
21.健常成人の標準12誘導心電図
22.運動負荷心電図とは?
23.標準12誘導心電図の記録:双極誘導
24.標準12誘導心電図の記録:単極肢誘導
25.標準12誘導心電図の記録:単極胸部誘導
26.小児の心電図の特徴
27.不整脈とは?
28.頻脈性不整脈
29.徐脈性不整脈
30.不整脈を診断するコツ
31.心筋虚血とは? 虚血性心疾患とは?
32.心筋虚血を診断するコツ
33.薬物による心電図変化は多彩である
34.ジギタリス中毒
35.Brugada症候群とは?
36.機器による自動判読には限界がある
37.心臓ペースメーカーとは?
38.心臓ペースメーカーの心電図
39.ICD(植込み型除細動器)とは?
40.AED(自動体外式除細動器)とは?

講師紹介

昭和47年 3月 東京慈恵会医科大学卒業
    62年10月  聖マリアンナ医科大学第二内科助教授
平成11年 4月 同大学病院内科(循環器内科)部長およびハートセンター・センター長を兼務
   13年 4月  同大学内科学(循環器内科)教授
   17年 4月  同大学病院副院長