失敗しないAI業務導入コツ!!
少ない学習データを用いた高効率機械学習業務への導入
異常検知などにおける少量データ有効活用【WEB受講(Zoomセミナー)

人工知能・機械学習,少量データを用いる機械学習,学習データの水増し法,説明できるAI:XAI,業務へのAI導入法について,豊富な経験をもとに分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授 長尾 智晴 先生
大学発ベンチャー株式会社マシンインテリジェンス 取締役CTOを兼任
日時
2022/1/19(水)10:00〜17:00
会場

*本セミナーは、WEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授 長尾 智晴 先生
大学発ベンチャー株式会社マシンインテリジェンス 取締役CTOを兼任
日時
2022/1/19(水)10:00〜17:00
会場

*本セミナーは、WEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講対象
AIについてあまり知識がない人でも分るセミナーを目指していますので
特に指定はありません。

予備知識
特になし

習得知識
1)人工知能および機械学習
2)少量データを用いる機械学習
3)学習データの水増し法
4)説明できるAI:XAI
5)業務へのAI導入法

講師の言葉
 企業のDX推進に伴い、人工知能(AI)の業務利用と業務の変革が期待されており、人工知能、特に深層学習(ディープラーニング)などの機械学習を企業で利用する試みがなされています。
 しかしながら、AI導入が必ずしもうまくいっていない企業も多いようです。その原因はいくつか考えられますが、そのひとつが「学習データが少なかったり偏ったりしている問題」です。特に画像やセンサの情報を用いた欠陥検査/異常検知では異常のデータがごく少数しか集められないことが多いです。
 本セミナーでは、学習データが少ない場合の機械学習の適用方法として、次の2種類の方法について解説します。
  1) 少数のデータでも学習できる機械学習を用いる方法
  2) 少ない学習データを水増しして学習する方法
 さらに、業務へのAI導入に当たって問題になる機械学習法の説明性を高める「説明できるAI:XAI」と,AIを業務へ導入する際の注意点と課題、AI人材育成について説明します。最後に、参加した皆さんで機械学習や業務へのAI導入について自由に意見交換する時間を設定させて頂きます。ご関心がおありの方はぜひご参加下さい。

プログラム

1.人工知能とその業務への応用
 1.1 人工知能の定義と歴史 ~AI世代・考え方の推移~
 1.2 機械学習と深層学習 ~定義・深層学習の長所と短所~
 1.3 人工知能の最近の課題 ~説明性・精度保証など~
 1.4 少数学習の問題 ~異常検知など~

2.少ないデータでも学習できる機械学習法
 2.1 分布を推定する方法 ~ベイズ最適化・EMアルゴリズム~
 2.2 関数最適化に基づく方法 ~進化計算(GP・CGP・GMA)~
 2.3 1クラス学習 ~1クラスSVM・Auto Encoder~
 2.4 処理構成要素の組合せ最適化 ~進化的機械学習~
 2.5 単純な処理回路の構築 ~深層回路の構造最適化など~
 2.6 知識を転用する方法 ~転移学習・蒸留・浸透学習~

3.少ない学習データを増やす方法
 3.1 基礎的な Data Augmentation ~基礎的な方法~
 3.2 特徴空間を用いた水増し法 ~Disentangledな表現~
 3.3 学習データを人工的に作る方法 ~CG・シミュレータの利用~
 3.4 深層学習を用いる水増し ~敵対的生成ネットワーク(GAN)~
 3.5 進化計算を用いた学習画像の水増し ~進化的画像生成~
 3.6 クラウドサービスを用いる方法 ~AWSの利用など~

4.企業へのAI導入について
 4.1 説明できるAI:XAIから共進化型AI:CAIへ ~人とAIの協力~
 4.2 AI導入時の注意点 ~課題と解決法~
 4.3 AI人材の育成方法 ~どの方法がベストか?~

5.まとめ・AIよろず相談室

 ~質疑応答とフリーディスカッション~

付録 進化計算法の原理と特徴


講師紹介
略歴
東京工業大学大学院総合理工学研究科出身
東京工業大学工学部助手,助教授を経て2001年より現職
2008年に大学発ベンチャー株式会社マシンインテリジェンスを起業して取締役CTOを兼任中
所属学会
人工知能学会,情報処理学会,電子情報通信学会,日本ロボット学会,進化計算学会など
各省庁の各種委員会委員・審査員などを務めている