ノイズの基礎から代表的なEMC試験(エミッション/イミュニティ)が「何を」「どのように」評価しているのかを体系的に解説します。ノイズ対策やEMC試験に携わり始めた設計者・回路技術者を主な対象に、試験の狙いを正しく理解し、設計段階から無駄のない対策を考えるための視点を提供します。後工程での手戻りを防ぎたい方に最適な入門講座です!
- 講師
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倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 先生
工学修士・技術士(電気電子)
- 日時
- 2026/4/9(木) 13:00〜16:00
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
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(消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
- テキスト
- PDF資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
- 受講対象
電子機器の設計者、回路設計者、基板設計者
- 予備知識
・電気回路の基礎知識(オームの法則等の基本法則)
・回路の基礎知識(抵抗やコンデンサ、コイル等の名称と基本的な働き)
上記の何れか、あればベターですが、上記以外に電磁気学や回路解析のご経験・履修(必須ではありません)
- 習得知識
1) 電子機器で問題とするノイズとその周辺の知識
2)ノイズの多面性の知識
3) 代表的なEMC試験が何をどう試験するものなのか、の知識
4) EMC試験ごとに取るべき対策の概要 など
- 講師の言葉
電子機器の商品化の終盤で行われるEMC試験は、一発で合格、とはなりにくい製品試験の一つです。また、開発終盤での後戻りは時間も費用も多くかかります。そのため、設計段階で対策をしておきたいのですが、そもそもEMC試験がノイズに関する「何を」「どう」試験するのか、が分かっていないと、対策も的外れになりかねません。
そこで、本セミナーでは、主にノイズ対策設計やEMC試験に携わって日の浅い方々を主な対象として、「敵を知る」意味で、「ノイズとは何か」「EMC試験とは、何のためにあるのか」「何をどう試験するのか」について解説します。さらに、それぞれの試験項目について、ノイズ対策設計の概要にも触れます。
なお、ノイズ対策設計の技術的な対策は、本講座の後に開催される「ノイズ・EMC対策技術講座【その2】(4/21企画) -ノイズの物理と設計段階からの対策技術-」で詳細をご説明しますので、こちらも併せて受講されることをお勧めします
- シリーズ紹介
本講座の後、4/21(火)に開催される
「ノイズ・EMC対策技術講座【その2】~ノイズの物理と設計段階からの対策技術~」で詳細について解説します。
プログラム
1 ノイズの基礎とEMC
1.1 ノイズとは何か
1.1.1 電磁エネルギーとその出入り
1.1.2 ノイズの定義
1.1.3 電子機器の干渉とEMC
1.1.4 エミッションとイミュニティ
1.2 ノイズの計測・評価
1.2.1 ノイズ計測とデシベル
1.2.2 スペクトル測定の要点
1.2.3 電波暗室とレシーバ
2 共通EMC規格とその概要
2.1 EMC規格試験の目的
2.2 エミッション試験
2.2.1 雑音端子電圧
2.2.2 雑音電界強度
2.2.3 電源高調波
2.2.4 フリッカ
2.3 イミュニティ試験
2.3.1 静電気放電
2.3.2 放射イミュニティ
2.3.3 ファーストトランジェント/バースト
2.3.4 雷サージ
2.3.5 伝導イミュニティ
2.3.6 電源周波数磁界
2.3.7 電源電圧ディップ・瞬停
質疑・応答
略歴
(1) 1990年4月-2016年5月 富士フイルムにて
・印刷機器のアナログ回路設計
・医療画像診断機器のEMC設計・試験実施・市場不具合対策
(2) 2016年6月-現在
倉西技術士事務所 開業
(3) 2018年10月-現在
株式会社キョウデン ノイズ設計・対策(協業)
所属学会等
・電子情報通信学会 通信ソサイエティ EMCJ
・エレクトロニクス実装学会 低ノイズ実装研究会