車載48V化に対応するための

自動車用48V電源システムに対する欧州完成車メーカの意図と最新技術動向

欧州自動車メーカが車載48Vシステムを選定する理由,48V電源システムの燃費向上効果,
  キーテクノロジーとしてのDC-DCコンバータ,48V用インバータ,リチウムイオンバッテリの技術と課題解決法,
    アウディが開発した48Vシステム,欧州規格動向について解説する特別セミナー!!

講師

島根大学 総合理工学部 准教授 博士(工学) 山本 真義 先生

日時
2016/11/30(水)10:30〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト
講師

島根大学 総合理工学部 准教授 博士(工学) 山本 真義 先生

日時
2016/11/30(水)10:30〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

予備知識

 特にございません。

習得知識

 燃料電池車の電気システム
   1)欧州自動車メーカが48Vシステムを選定する理由
   2)48Vシステムのメリットとデメリット
   3)車載用48Vに要求される最新パワーエレクトロニクス技術
   4)48V用DC-DCコンバータ
   5)SiC,GaNパワー半導体の適用とノイズ
   6)欧州規格動向と技術の方向性

講師の言葉

 未だ、次世代自動車において、48V系電源システムが主流になるのか、過渡的な技術なのかという結論は出ていない。
 今回は様々な市場動向調査、並びに各社の動き、そして実際に電源設計した評価結果の視点から、48V系電源システムの
未来について示唆する。 
 まずはどうして48V系システムが燃費向上効果があるのか、というシンプルなメカニズム説明から入り、回生ブレーキ、
アイドリングストップ機構等、どのシステムが最も燃費向上効果があるのかについても明確化する。  さらに、本システムに
おいて最も重要なキーテクノロジーについて、DC-DCコンバータ、48V系インバータ、リチウムイオンバッテリ寿命問題の
3視点から切り込み、その解決法について解説を行う。特にアウディが採用した初の48Vシステムを持つQ7について、
その戦略の裏側を探る。

プログラム

1. なぜ今,車載用48Vシステムなのか?
 1. 欧州自動車メーカが協定を結んだ理由
 2. 欧州が48Vシステムを選定する理由
 3. 日本のハイブリッド車(ストロング・ハイブリッドシステム)と
   欧州の48V系ハイブリッド車(マイルド・ハイブリッドシステム)との違い
 4. 車載用48V電源システムのメリットとデメリット
 5. 日本における48V電源システム車の市場可能性
2. 車載用48V電源システムに対する各完成車メーカ・サプライヤの動き
 1. 48V電源システムに対する完成車メーカの動き
 2. 48V電源システムに対するサプライヤメーカの動き
 3. 国際的な燃費・排ガス測定方法の動き
3.欧州における48V電源システム車とストロング・ハイブリッド車との棲み分け戦略図
 1. 欧州のプラグイン・ハイブリッド車導入活発化の意味
 2. アウディA3 Sportback e-tron 試乗レポート
4. 車載用48Vシステムの市場に対する技術とその未来
 1. 48V電源システム用DC-DCコンバータにおける技術とクリアすべき課題
  1.1 Bosch
  1.2 Continental
  1.3 Valeo
  1.4 Hella
 2. 48V電源システム用補機類における技術とクリアすべき課題
  2.1 各社が提案するISGの最新動向
  2.2 各社が提案する電動ターボシステムの最前線
  2.3 アクティブ・スタビライザの機構とその市場
 3. 48V電源システム用バッテリにおける技術とクリアすべき課題
  3.1 48V電源システムに対するValeoの取り組み
  3.2 48V電源システムにおける問題点
  3.3 48Vリチウムイオンバッテリの保護技術の最前線
5. 車載用48V電源システムに要求される最新パワーエレクトロニクス技術
 1. 48V電源システム用DC-DCコンバータ
  1.1 多相化技術
  1.2 結合インダクタ方式
 2. 車載用電力変換器へのSiC,GaNパワー半導体の適用とノイズ問題
  2.1 新材料パワー半導体の高周波動作に対するアドバンテージ
  2.2 高周波動作における問題点 -ノイズの観点から-
 3. 燃料電池車用DC-DCコンバータ技術の48V電源システムへの適用
6. 2025年へ向けた欧州規格とそれに対応した自動車産業の目指すべき技術の方向性
 1. 過去のマイルド・ハイブリッド車における課題抽出
 2. 車載用48V電源システムの燃費改善効果と限界
 3. 48V電源システムにおける将来予測
 4. 今後の国際競争激化に対する完成車メーカ,サプライヤメーカへの提言

講師紹介

 2003年山口大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。同年4月サンケン電気(株)入社。
 2006年4月島根大学総合理工学部電子制御システム工学科講師,2011年4月島根大学総合理工学部電子制御システム工学科准教授
 現在に至る。博士(工学)。
 現在の研究は,ハイブリッドカー用電源(昇圧コンバータ,降圧コンバータ,三相インバータとそれらのディジタル制御化,
 IC化), 電気自動車用充電システム,トンネル用LED照明システム,スイッチング電源におけるノイズ解析,
 非接触給電システム,新デバイス駆動回路等。パワーエレクトロニクス学会,電気学会,IEEE会員。