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実務で使えるFT-IRの基本・解析法習得のための

FT-IR上手使うための基礎的事項スペクトル解析

【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー WEB受講

エレクトロニクスコンサルティング化学機械食品・化粧品

FT-IRを“使える分析技術”へと昇華させる、実践ノウハウ満載の講座です。

測定方法・前処理・スペクトル解析・原因追究から、異物・劣化・材料トラブルまで、あらゆる現場課題に即応できる知識を一気通貫で伝授。明日からの分析現場で確実に活かせる特別セミナー!!

【プログラム内容のみでなく、業務上での疑問点についてもご質問を承ります】

講師

あなりす 代表 岡田 きよみ 先生

工学博士/国家資格キャリアコンサルタント

講師紹介

日時
2026/2/10(火) 10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料

(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円

※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象

実際に製品トラブル、クレームの分析に携わる業種の方
品質管理・製造技術・研究開発の技術担当の方
FT-IRを使用している方
FT-IRを検討している方

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)FT-IRとはどんな装置なのか
2)FT-IRを使用すればどんなことがわかるのか
3)FT-IRの測定方法とコツ
4)FT-IRスペクトルの解析方法
5)実際にFT-IRをどのように使っていくのか(事例紹介)

講師の言葉

 FT-IRとはどんな装置なのか、測定方法とコツはどんなものか、得られたスペクトルからどのような情報が得られるのか、スペクトルの解析方法はどうか、FT-IRを補完する装置にはどのような装置があるのか、FT-IRを使った実施例にどのようなものがあるのかについて説明をしていきます。

 FT-IRを用いて、一連の業務ができるようにと考慮してお話を勧めていくつもりではありますが、日常の業務やこれからの使用を考慮されれば、いくつかの疑問点が出てくるのではないかと思います。どんなことでも結構です。疑問に思われたことは遠慮なく質問をして下さい。それに答えさせて頂くことで、より皆様の理解が深まります。

 講座の内容にはでていない事や事前に用意されている質問もOKです。お答えできる範囲でお答えします。講師からの講義と皆様との会話で、皆様との有意義な時間を共有できれば幸いです。

受講者の声

非常にわかりやすい解説でした。FT-IRについて業務で扱うものの、原理等を理解できておらず機械的な判断しかできていなかった。しかし、今回のセミナーで基礎的な部分から実用的な部分まで学ぶことができたため、日々の業務の活かせそうだと感じた。

差スペクトルを求めるといった知識がこれまではなかったので、参考にし今後の業務に活用していきたいと思います。まだまだ経験が浅く冒頭の基礎的なところから理解するのに必死でしたが何度か見直して理解を深めたいと思います。有難うございました。

ほぼ異物対応でIRを使用しているのですが、それが何に該当するかを確認するだけの運用となっており、本日のセミナーで「分析する目的を明確に」というところにとても感銘をうけております。ですが、それをするには片手間ではできない作業になるところも実感させられました。なかなか実務でそこまで時間をかけることが難しそうです。

今回のセミナーを通じて、スペクトルの結果を正常部と比較し、どこに特徴があるかを見出すことができるようになりたいと思いました。本日は、ありがとうございました。

FT-IRの導入を検討している段階で、装置を使用したことがないのですが、ざっくりイメージが持てました。実際に使用してから復習し理解を深めたいとおもいます。

プログラム

1.分析目的と解析

 

2.FT-IRで得られる情報
2.1FT-IRとはどんな分析機器か
2.2FT-IRの縦軸と横軸
2.3どんな情報が得られるのか
2.4スペクトルが得られるまで
2.5測定パラメータ

 

3.FT-IRの長所と短所

 

4.FT-IRの測定方法とそれぞれの特徴
4.1透過法の測定と特徴
4.2反射法の測定と特徴
4.3ATR法の測定と特徴

 

5.前処理
5.1前処理の目的
5.2前処理の方法

 

6.スペクトルの解析
6.1解析の流れ
6.2便利なスペクトル処理
 6.2.1差スペクトル
 6.2.2ベースライン補正 
 6.2.3ピーク比率の計算

 6.2.4 ピーク微分(ピーク有り無しの判断)

6.3データベースを使用した解析
 6.3.1データベースの使い方
 6.3.2データベースの作成
6.4構造からの解析
6.5原因分析の解析
6.6解析のまとめ

 

7.スペクトルの特徴
7.1酸素と二酸化酸素由来のノイズ
7.2高分子か無機物かの判断
7.3高分子(5大ポリマー+α)のスペクトルと解説
7.4無機物のスペクトルと解説

 

8.FT-IRを補完する装置
8.1観察の装置
8.2元素分析の装置
8.3分離の得意な装置
8.4その他

 

9.事例
9.1材料解析事例
9.2異物解析事例
9.3劣化解析事例

 

10.質疑応答

略歴

1984-2005 王子ホールディングス株式会社
2006-2016 株式会社パーキンエルマージャパン
2016-2019 京都大学 工学研究科
2018-   あなりす(分析コンサルタント、受託分析会社)

著作
・「異物の分析技術と試料の前処理、結果の解釈」(株)技術情報協会 、2024年5月発刊 第7章 担当
・「基礎事項・測定・解析・事例からFT-IRイメージング/マッピング法の活用を考える」
  株式会社 情報機構、2023年7月20日発刊
・塗装工学、vol.56 No.9 <技術資料>FT-IR イメージング/マッピング手法の活用
・「高分子材料の劣化・変色対策」(株)技術情報協会 、2021年5月31日発刊 第7章 第3節 担当
・「高分子成分・添加剤分析」(株)技術情報協会、2020年11月30日発刊 第3章 第7節 担当。
・「異物の分析、検出 事例」(株)技術情報協会、2020年1月31日発刊 第5章 第12節および第13節 担当

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