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CFRPを正しく理解し、実務に活用するための

 

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)基礎から最新活用まで
【WEB受講(ZOOMセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー WEB受講

エレクトロニクス化学機械

「強くて軽い」は当たり前。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の真価を引き出す設計・加工・評価ノウハウを1日で総ざらい。金属代替やマルチマテリアル対応、最新の観察技術、カーボンニュートラル・展示会動向まで、実務に直結する知識と判断力が身につくエンジニア必見の集中講座!!

講師

株式会社 Tech-T 代表 高原 忠良 先生

博士(工学),元 トヨタ自動車

日時
2025/9/18(木) 13:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円  
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

 

受講対象

テーマに関心があれば制限はありません。

予備知識

必要ありません。

習得知識

1)CFRPの基礎(利点・決定)
2)力学特性と設計
3)金属代替 検討のポイント
4)CFRPの評価・観察方法
5)最新活用状況 など

講師の言葉

 炭素繊維強化プラスチックは究極の複合材です。すなわて、きわめて強度剛性の高い炭素繊維とその真逆のプラスチックが複合化した材料です。このため、複合した際の物性挙動、そもそもの複合化の方法は特異性が強い材料です。
 軽量であるがきわめて強度が強いことから航空機では必須の材料であり、高圧水をタンクとしても欠くべからざる材料になってます。風車の大型化もCFRPの交換によるものです。脱炭素のために機器・装置で必須ながら、CFRP自体は製造時に大量の発生する炭酸ガスが課題となってます。
 CFRPの特殊な物性、製造方法、利点欠点といった基礎を解説します。またその活用状況を事例を交えて整理します。
 基礎と応用状況を理解できるとともに、カーボンニュートラルの視点や展示会レポートなど、最新の情報を得ることができます。

 

プログラム

1.はじめに

 1.1 プラスチックとは


 1.2 炭素繊維とは


 1.3 CFRPとは


 1.4 複合材としての物性

2.力学特性と設計の概要 

 2.1 複合則


 2.2 積層板理論


 2.3 破壊則


 2.4 CAE

3.複合化・成形加工法

 3.1 加工法の整理


 3.2 各方法の利点と欠点

4.金属代替としての検討ポイント

 4.1 金属材料とCFRPの違い  

   
 4.2 要求特性とコスト

 4.3 マルチマテリアル化と接着接合

5.CFRPの評価・観察方法

 5.1 物性評価、界面評価


 5.2 部品評価(マクロ計測・ミクロ観察)


 5.3 近年の観察法 各種
 (空中超音波・非接触赤外線・光ファイバー・位相イメージング)

6.最新活用状況

 6.1 水素燃料自動車・列車の高圧水素タンク


 6.2 空飛ぶクルマ・ドローン、航空機

 6.3 カーボンニュートラルの視点での順風・逆風
  水素の貯蔵と運搬、風力発電
  炭素繊維正常時の炭酸ガス
  CFRPのリサイクル動向


 6.4 EU ELV規則 自動車での禁止案の動向


 6.5 最新展示会から

*最新の情報の優先度の勘案し、プログラム内容の追加や割愛の場合があります。