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国際規格に準拠し、英語表現の標準化・データベース化につなげる

開発者・技術者・技術翻訳者のための

「英語図面作成方法」
【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

 

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクス機械

その図面、海外の取引先に“正しく伝わっていますか?”

ASME準拠の英語図面で誤解ゼロの技術伝達を実現!米国実務図面と日本独自表記の違いを比較しながら、技術英語と図面注記表現を習得できる、国際対応の標準化・社内DB構築にも直結する実践講座!

講師

AI(エーアイ) 代表 板谷 孝雄 先生

元 IBM

講師紹介

日時
2025/8/19(火) 10:00〜16:30
会場
受講料

(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円

※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

会場・WEB

受講対象

開発者・技術者・技術翻訳者を中心に技術営業・海外支援者など。
開発・研究部門、製造技術部門、技術支援/管理部門、海外事業部など。
レベルは問いません。

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)世界の図面作成に関連する世界規格の理解。
2)最新ASME規格(米国規格)を中心にした図面作成法とISOおよびJISを参照し、違いを理解。
3)図面での英語用語・略語・英語表現例をシャワーのように浴び、技術英語を習得。
4)社内標準化の体制要領を習得し、社内データベース化を促進。

講師の言葉

 国際分業化に伴い、英語で注記した図面を読み書きし説明する機会が増えてきた。
簡潔かつ的確な表現を求められる一方、思わぬ誤解を生ずることもある。
米国の規格 ASMEに準拠し、米国企業の実務図面を見て貴社図面と比較されて、図面作成について勉強する良い機会とします。

日本企業様の現状は:
①古いJIS規格の使用で、国際的規格に準拠していない。
②技術者の個人個人の英語表現は、外国人には理解されにくい。
 社内のデータベース化による英語表現の標準化が求められている。
③日本独特な図面作成で書かれている。
 (ミラー、勝手反対、勝手違い、・・・)などは理解されない。
特に、習慣的に作成してきた図面作成の社内規格基準を見直し、さらに技術英語の表現の標準化に伴うデータベース作成および社内標準化体制づくりには最適です。

 質問は随時して頂き受講技術者のご要望に即応します。
講習前の「事前アンケート」にご質問・悩んでいることなどのご質問を記載して頂き、講習開始時にお答えします。 
記載された方には、拙書「技術者の実務英語」定価3800¥+税を寄贈させていただきます。 

会場に来られた方は:
米国企業の実務図面を直接見て頂き、説明と貴社図面との比較などにも応じます。
さらに、関連する外国・国内書籍を回覧し、休憩時にも閲覧できます。

受講者の声

初めて触れる英語図面でしたので、導入としての初心者でもわかりやすいセミナーでした。いい教本や図面を使って少しづつ知識を増やしていきたいです。

日本語を英文化するだけではなく、海外の規格を理解し、明確で伝わる指示を記載することが重要だと感じた。

英語での図面記載の基本的な知識を得ることができ、有益だった。

自分の知識不足で分からないところもあったが、非常に丁寧にご説明頂けてとてもありがたかった。

今回得た知識を今後に活かしたく思います。ありがとうございました。

プログラム

1 図面の基礎――――――――1頁
1.1 図面関連の規格――――――1頁
  規格の歴史(1) 国際規格・米国規格・日本規格(1) 規格と体系(2) 米国規格参考文献(3) 関連規格(4) 
1.2 技術変更資料 5頁
   技術変更文書(5) 技術管理用語(8) 処分法(8) 測定単位(8) 
  製造仕様の種類(9) 特殊な品目と工程の略語(9) 部品の種類(10) 

1.3 図面の種類――――――――11頁
   種類別(11) 目的別(11) 用途別(12)
1.4   図面の書式――――――――13頁
1.5 文字―――――――――――20頁
1.6 線の規約―――――――――22頁
1.7 作図―――――――――――24頁
    

 

2 寸法および公差記入法―――26頁
2.1 基本原則―――――――――26頁
2.2 測定単位―――――――――28頁
2.3 寸法記入法の種類―――――29頁
2.4 寸法の記入法―――――――31頁
2.5 記号法――――――――――33頁
2.6 作図例――――――――――35頁

 

 

3 図面の英語表記の規則―――64頁
3.1 図面の注記――――――――64頁
3.2 表題―――――――――――67頁

 

 

4 注記の英語表現例―――――69頁

 

 

付録                                       
A1 助動詞―――――――――――111頁
A2 限定性―――――――――――112頁
A3 位置の表現―――――――――113頁
A4 英語図面の社内標準化――――115頁

略歴

1969年 日本アイ・ビー・エム(株)入社。
生産技術者・包装設計者として多くのコンピーター製造に従事。
米国IBMグレンデール研究所での製品開発に参加。
タイ国の現地国産化プロジェクトにも参加。
現在   AI(エーアイ)代表

英語図面・英語技術文書・技術英語・英語プレゼンテーションに関する著作・規格翻訳・セミナー/講演講師・企業様技術支援       

著作
「図面の英語」 総研出版、1994年
「図面の英語例文集 ~エクセル版」AI(エーアイ)、2012年
「図面の英語例文+用語集 Ⅱ」 AI(エーアイ)、2021年改定
「技術者の実務英語」 AI(エーアイ)、2017年
「英文技術文書の作成+用語集」 AI(エーアイ)、2019年
「英語図面の作成要領 Ⅱ」 改訂8 AI(エーアイ)、2022年
「伝わる技術英語」 AI(エーアイ)、2025年
*発行年は、初版年度、その後改訂版あり。 

翻訳  
・「寸法および公差記入法」
       ASME Y14.5M-1994 Dimensioning and Tolerancing
・「メートル法図面用紙寸法と様式」
       ASME Y14.1M-1995 Metric Drawing Sheet Size and Format
・「線の規約と書体」
     ASME Y14.2M-1992 Line Conventions and Lettering
*購入先・発行: 日本規格協会 http://www.jsa.or.jp/top.asp

所属学会等
ASME (The American Society of Mechanical Engineers、米国機械学会)会員