
48V電源システムの可能性・市場動向・技術的なボトルネック習得のための
車載用48V電源システムにおける
部品・材料への要求仕様と最新技術動向並びに市場可能性
【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
48V電源システムの基本,48V電源システムが2030年までに市場がどのように形成されていくか,48V電源システムの技術的なボトルネック,48V電源システム用負荷がどのように変容していくか?実際に48V電圧を生成するパワーエレクトロニクス機器についても回路方式からわかりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授 山本 真義 先生
博士 (工学)
- 日時
- 2025/7/17(木) 13:00〜15:00
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:27,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:22,000円
- テキスト
- PDF資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
- 受講対象
初学者からプロまで幅広く対応します。
- 予備知識
特に必要なし。
- 習得知識
1)48V電源システムの基本がわかる
2)48V電源システムが2030年までに市場がどのように形成されていくかがわかる
3)48V電源システムの技術的なボトルネックがわかる
4)48V電源システム用負荷がどのように変容していくかわかる など
- 講師の言葉
電動車における48V電源システムの可能性について紹介し、さらにその市場可能性、技術的なボトルネックについて、システム、部品、材料の3階層の視点から解説を行う。ここでの電動車は基本的なマイルドハイブリッド車だけではなく、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、また電気自動車(BEV)における48V電源システム導入時のインパクトについて図説する。
さらに具体的な事例についても欧州系マイルドハイブリッド車、サイバートラック(テスラ)の分解解析結果をベースに紹介し、最新の48V電源システム技術を確認していく。
特に48V電源システムにおいて重要などんな負荷が新しい48V電圧に接続されているかについて紹介し、各部品の今後の市場動向に対する議論の足掛かりとする。
また、実際に48V電圧を生成するパワーエレクトロニクス機器についても回路方式からわかりやすく紹介し、それらが従来車載用パワーエレクトロニクス機器とどのように違うかについても、図説する。
プログラム
1) 電動車における48V電源システムの基本
2) ハイブリッド車における48V電源システムの利点と欠点
3) 48V電源システムを搭載したマイルドハイブリッド車の燃費改善効果
4) BEVにおける48V電源システムの利点と欠点
5) 48V電源システムの実例紹介
1. サイバートラック用48V電源システムの概要
2. サイバートラック用48V電源システムにおけるパワエレ機器(48VDC→12VDC)
3. サイバートラック用48V電源システムにおけるパワエレ機器(200VAC→48VDC)
4. 欧州系マイルドハイブリッド車用48V電源システム
5. 電動ターボチャージャーの最新動向
6) 48V電源システム用補機類の実例紹介
1. 電動パワーステアリング(EPS)システム
2. 各種アクチュエータ
3. 絶縁DC-DCコンバータ(800VDC→48VDC)の実例紹介
7) 中国系電動車の最新動向
質疑・応答
略歴
2003年山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、島根大学総合理工学部講師を経て、
2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。
2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。
パワーエレクトロニクス全般 (磁気、制御、回路方式、半導体駆動)に関する研究に従事。
IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。
日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。
産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。
共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。