SOLIDWORKSを扱えることと、SOLIDWORKSで設計できることは全く違います。
寸法や拘束を早く作る操作ではなく、構想段階で必要な要件整理、配置検討、動作モード検証、レビュー資料生成、設計根拠の可視化までを、実務モデルを使いながら体系的に習得できます。
構想設計・検証・意思決定を短時間で行える方法をハンズオンで習得できる特別セミナー！！
- 講師
3Doors株式会社 代表取締役 高橋 和樹
SOLIDWORKS社 ソリューションパートナー 東京大学 工学部 非常勤講師（３次元設計）
- 日時
- 2026/2/27（金） 10:00〜17:00
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
（消費税率10%込）1名：49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名：44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円（内税）を頂戴します。
- テキスト
- 製本資料（受講料に含む）
受講概要
- 受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。
※SOLIDWORKSがインストールされているNotoPCを用意できる方。
- 受講対象
SOLIDWORKSを利用している設計者、2次元CADでの構想設計を脱却したい設計者
前提条件：SOLIDWORKSがインストールされているNotoPCを用意できる方
- 予備知識
機械設計一般、SOLIDWORKSの基本スキル（部品モデリング・アセンブリ作成）
- 習得知識
１）SOLIDWORKSで完結できる構想設計手法
２）設計ノウハウの蓄積と利用方法
３）効率的な設計検証方法 など
- 講師の言葉
3次元CADを活用した構想設計の重要性が高まる中、本講習では設計者が上流工程で必要とする“考えるための3D”の使い方を、実務に沿ったハンズオン形式で習得できます。
要求仕様の整理から基本レイアウトの立案、構造検討、検討ポイントの可視化までを一連の流れとして体験し、CAD操作のテクニックではなく、短時間で設計判断に直結するモデルの作り方を学びます。
受講後には実際の業務にすぐ応用できる構想モデルや検討プロセスを持ち帰ることができます。
プログラム
1．構想設計段階から３DCADを利用する効果（座学）
1-1 開発プロセスと構想設計の現状
1-2 構想段階で検討すべきこと
1-3 ３DCADによる構想設計と、その効果
2．SOLIDWORKS実習（ハンズオン）
2-1 構想計画図の作成
パンチャーを題材に機構検討を2次元ベースで行う
部品構成を検討する
機構図でストロークやモーメント計算などを行う
3次元の参照要素を準備する
2-2 計画図への3次元部品配置
レイアウトパーツ手法を実践する
部品の準備（参照要素などを作成）
構想計画図への仮想部品配置
部品の概略形状のモデリング
2-3 動作モードの設定
パンチャーの２つの状態を作成（レバーが上の場合と押している場合）
コンフィグレーションを利用した動作モードの作成
2-4 レイアウトを考慮した部品設計
干渉チェック機能の活用（ケアレスミスの低減）
アセンブリファイルで個々の部品を設計
センサー機能で設計スペックを監視
2-5 設計ノウハウを部品・アセンブリに埋め込む
デザインバインダーでDR議事録、設計計算書などをモデルに紐付け保存
コメント機能の活用・ハイパーリンクの活用
SOLIDWORKSの検図機能を利用
質疑・応答
略歴
1983～1987 山形大学工学部
1987～1997 オーディオメーカーの設計者
1997～2010 ３次元CADベンダーにて３次元設計コンサルタント
2011～ ３Doors株式会社
2017～ 東京大学工学部 非常勤講師
現在は、3Doorsを立ち上げ、3次元設計やSolidWorksに特化した公差設計および運用、 6σ（シックスシグマ）による開発プロセス支援、教育やコンサルティングなど、 特に3次元化により全社的な最適化を推進することを得意分野としている。 SOLIDWORKS社ソリューションパートナー 東京大学工学部非常勤講師（３次元設計）
著書
めっちゃ、メカメカ! 強度設計-壊れない部品のカタチって、どうやって決めるん! 日刊工業新聞社
主な活動
製造業に対する３次元設計導入支援、設計者CAD導入支援、 （顧客：半導体製造装置、工作機械、産業機械、フェライト製造）