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現場の事例から学び実践力を鍛えるための

基礎から学ぶ原薬GMPガイドライン実践

~国内・外の製造所監査で得た生々しい事例を交えて~

【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー WEB受講

コンサルティング医薬

国内・外の製造所監査で得た生々しい事例を交え、原薬GMPガイドラインの「なぜ」・「どうする」を徹底解説します。GMPの成り立ちから国際規制の理解はもちろん、工場重要12項目、現場巡回方法といった実践力に直結する内容を習得できます。不正な事柄を見抜く観察力・洞察力を向上させ、逸脱や自主回収を防ぐクオリティーカルチャーを醸成するヒントが得られます!!

講師

ヒューマンコネクター  曽根 孝之 先生

中外製薬(株)・ニプロ(株)・ニプロファーマ(株)を経て現在に至る

講師紹介

日時
2026/1/20(火) 10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象

テーマに関心があればどなたでも歓迎です。

・医薬品原薬、中間体、化学品の研究開発、製造部門、品質管理部門、品質保証部門の担当者

・これから原薬製造関連業務を担当しようとする初心者 など

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)GMPの成り立ち

2)GMPの規制(国際化の理解)

3)ガイドラインの理解

4)工場重要12項目の習得

5)現場巡回方法

6)不正な事柄から観察力・洞察力UP

7)ISO9001との関わり

8)TPS生産方法 など

講師の言葉

 私の新人時代(1980年)は、手厚いOJT/OFJTである程度の自信をもってから現場配属されました。昨今、GMP概論程度で現場作業をしている会社も見受けます。ある意味で可哀そうです。クオリティーカルチャーの醸成などと形だけの教育に頼り逸脱や自主回収や監査・査察で山のような指摘をうける結果となっているはずです。

 我が師匠である元塩野義製薬 故 若山兼義氏の言葉「品質は、現場で作りこむ」をモットーの現場巡回(10時、15時/毎日)で活きた現場への改変を5社1年で実績を上げて参りました。

 このセミナーが何かのきっかけになれば幸いです。さぁ一緒に始めましょう!!!

プログラム

 原薬GMPガイドライン

 1.品質マネージメントシステム

 2.従業員

 3.構造及び設備

 4.工程装置

 5.文書化及び記録

 6.原材料の管理

 7.製造及び工程内管理

 8.原薬・中間体の包装及び識別表示

 9.保管及び出荷

 10.試験室管理

 11.分析法バリデーション

 12.バリデーション

 13.変更管理

 14.中間体、原薬等の不合格及び再使用

 15.苦情及び回収

 16.受託製造業者(試験機関を含む)

 17.代理店、仲介業者、貿易業者、再包装業者および再表示業者

 

出発物質と管理戦略

 

実験室から工場へのバトンタッチ

 

プロセス開発

 1.プロセス開発の主な役割

 2.具体的な仕事内容の例

 3.プロセス開発に求められるスキル

 

技術移転

 

バリデーション概論

 1.開発→バリデーション(1)

 

バリデーション基準改定(根底にある、新たな概念)

 1.改訂の背景

 2.目的・実施対象

 3.手順書

 4.責任者の責務

 5.実施

 

基本的な考え方

 1.品質リスクマネジメント

 

製品ライフサイクルを通じた管理

 

QbDアプローチにより蓄積する知識

 

事例紹介

 

重要12項目(ノウハウ)

 1.空気:空調・エアーシャワーのこと。

 2.水:処理水・精製水のこと。

 3.電気:弱電源・高圧電源のこと。

 4.圧空:ドライエアー・ドレン・フィルターのこと。

 5.設備:計装・計器のこと。

 6.油:潤滑油・グリスのこと。

 7.工具:適正工具・メンテナンスのこと。

 8.更衣:クリーンスーツ・マスク・ヘアーネットのこと。

 9.手洗い:手洗い20秒・エタノール消毒のこと。

 10.廃水・廃棄物

 11.表示(状態表示)

 12. 区分保管・動線

  逸脱

 

原薬の流れ(輸入・輸出)

 

原薬の品質確保・安定供給

 

QC/QA業務(外資系 実例)

 1.クレーム・異常時の対応

 2.中間製品物性試験

 3.工程パトロール(毎日)

 4.工程の点検及び確認作業

 5.IPC書類・検査工程書類の確認と署名

 6.計量器の日常点検(毎日)

 7.クリーニングバリデーション

 8.日常試験データのPC入力

 9.同時的バリデーション

 10.TVIS・CVISの報告

 11.工程管理の基準

 12.作業標準書(SOP)

 13.標準原単位

 14.緊急時の対応

 15.その他

 

クリーンルームトレーニングVTRの紹介

 

現場の歩き方

 

質疑・応答

略歴

中外製薬(株)
 藤枝工場(合成)製造・業務・品証
 鎌倉工場(製剤):製造
ニプロファーマ(株)
 埼玉工場(羽生):品証課長
 本社(大阪):信頼性保証本部 経口剤課長・監査リーダー
ニプロ(株)
 本社(大阪):ニプロESファーマGQP・製造所管理責任者

※化粧品責任技術者(化粧品製販品責 兼任)含む医薬品化粧品
※医療機器(体外診断用医薬品 製造管理責任者)
※健康食品GMP※元F社の倉庫(GDP担当)
※元NPO-QAセンター個人会員
※クリーンスーツ開発顧問(ガードナー)代表製品:滑らないクリーンブーツ
※GEA・チプトン:双日マシナリーサポーター

専門および得意な分野・研究
*経験した知見(1~8)
1.固形設備のSOP作成(絵図面や画像・動画を使い、ユーザーに分かりやすいもの)
2.固形製剤設備の設備適格性評価(DQ、IQ、OQ、PQ、PV)
3.固形製剤のバリデーション(予測的、変更、洗浄、回顧、同時)
4.固形製剤のトラブル対策
5.ヒューマンエラー撲滅対策
6.衛生管理(特に、防虫・防鼠管理に知識あり)
7.設備・機器のキャリブレーション
8.年次照査
※広範囲の経験(薬機法4職・健康食品・輸送業務)・人脈豊富。経験に自信あり。