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自動車産業の未来を読み解くための

トヨタ Woven City狙いは?OEM大変革時代へ

~トヨタのモデルチェンジ、自動車メーカから社会システム全体へ~

【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー WEB受講

エレクトロニクスコンサルティングマネジメント・製品企画・技術経営機械

EV・自動運転・水素・カーボンニュートラルの潮流が交錯する中、トヨタは“自動車メーカー”から“社会システム創造企業”へと進化を遂げようとしています。Woven Cityは単なる実証都市ではなく、トヨタの次世代ビジネスモデルを体現する実験場です。Woven Cityの真の狙いとトヨタのマルチパスウェイ戦略を読み解き、OEM大変革時代を生き抜くための視点と洞察を提供します。

講師

株式会社Tech-T 代表取締役 高原 忠良 先生

元 トヨタ自動車,埼玉工業大学客員教授

講師紹介

日時
2025/12/8(月) 09:00〜12:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

※本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。

※セミナー時間が09:00-12:00変更になりました。

受講対象

本テーマに関心のある方であれば制限はありません。

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)トヨタのWoven City構想の本質的な狙いと社会システム転換の理解

2)脱炭素・マルチパスウェイ戦略の実際的な構造把握

3)グローバルOEM変革潮流と新たな競争軸の洞察

4)トヨタ式モノづくり・組織文化の進化とデジタル融合の理解 など

講師の言葉

 9月にトヨタ自動車のWoven Cityがオープンしました。トヨタの動向は常にTOPニュースとして報道されますが、とりわけこのWoven Cityは大きく取り上げられています。さて、その真の狙いは何かおわかりでしょうか? 報道の中には狙いが明瞭でないとするものもありますが、トヨタとしては実に明確な狙いがあるのです。豊田章男社長(当時)がCESで発表した時から動向をフォローしています。この3月には、開業直前の現地に赴き、水素供給インフラや各建屋の機能などを見ながら、今後の方向性を推察してきました。

 トヨタに関しては株主総会での発信情報、EVやFCVの販売動向などを継続的に追いかけています。継続調査から変化を読むことで、その先の方向性が透けて見えます。中国や東南アジア現地でのEV状況調査からは、トヨタといえどもシェア低下の懸念が見え始めており気がかりなところです。トヨタとともに水素燃料自動車の本格展開を進めているHyundaiの動向も注目すべきです。先日のHyundaiのショールーム見学ではロボットから歓迎を受けました。なぜロボットか?なぜ水素か?

 フランスOEMでは、新車販売以外からの利益確保へとビジネスを拡張し始めています。実はトヨタと同じ戦略です。OEMは大変革時代に入ってます。EV・自動運転・水素・Woven Cityといった注目アイテムを例としてトヨタの戦略を読み解きます。合わせて、マルチパスウェイやトヨタ生産方式・カイゼンといったトヨタ独自の強みを整理することで、戦略洞察を深めます。トヨタはモノづくりを捨て、バーチャル・サイバー機軸の企業に生まれ変わるかもしれません。 長年トヨタに勤務の後、海外グローバル企業勤務経験での国際的視点も踏まえて分析した、オリジナルセミナーです。

プログラム

1.新車販売動向

(1)中国・東南アジア 現地から

(2)グローバル、主要国

(3)日本でのBEV台数、トヨタのグローバルBEV台数

 

2.自動車の脱炭素とマルチパスウエイ
(1)駆動方式とエネルギー源
(2)新エネルギー車のための充てん・充電インフラ

 

3.トヨタBEV戦略と開発体制 分析
(1)商品企画と設計の現地化 北米・タイ(新興国向け)

(2)BEV戦略 適車適所 = マルチパスウェイ グローバル並行開発で

(3)BEV関連新技術、その適用工場

(4)研究開発体制を分析

   今後の中核は・・・ 

(5)モビリティカンパニーへの変革

 

Woven Cityとは? その先に大変革が来る!
(1)Woven City現地に行ってみて

(2)Woven by Toyota の歴史を整理

        その歴史から見える役割

(3)水素の活用 水素ファクトリー

(4)大変革 新車を売らないビジネス

(5)真の大変革とは

(6)大変革を支える「トヨタ式」

 

OEMの大変革 自動車メーカーはなくなる?!
 Hyundai/ステランティス/BYD/TESLA/HUAWEI・Xiaomi

 の動向(戦略)分析から

 

6.まとめ

 

質疑・応答

 

※最新動向により内容の一部を変更する場合があります。

略歴

博士(工学)

1980~1989 新日本無線株式会社(現社名:日清紡マイクロデバイス) 高融点金属・セラミックの研究

1989~2012 トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発

2012~2015 SamsungSDI(サムスンSDI 韓国本社)エンプラ研究所

2015~2017 大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発

2017~   埼玉工業大学 客員教授

2020~現職 株式会社Tech-T(ビジネスブランド名:技術オフィスTech-T)設立

トヨタ自動車ではエンジニア、そしてマネージャとして、開発・製造に従事。その後、韓国でサムスン本社の研究所で、エンジニアプラスチック(エンプラ)材の開発から拡販までを担当。

埼玉工業大学客員教授

学会

プラスチック成形加工学会

自動車技術会 会員