実務ですぐに役立てるための シランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎と応用講座
~種類と構造、反応と作用機構、選択法と効果的使用法、処理効果、
 ナノ粒子の調製、各種材料の表面処理および反応・表面分析評価~

シランカップリング剤の基礎,有機・無機ハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調整と粒径制御,
  種々の材料への表面処理法や反応,表面修飾・改質,処理表面の分析・解析などについて
    具体的実験例(マニュアル)を中心にやさしく解説する特別セミナー!!

講師 FAMテクノリサーチ代表 / 岩手大学 理工学部 客員教授 博士(工学)山田 保治 先生
  住友化学工業(株),新日鐵化学(株),名古屋工業大学教授,京都工芸繊維大学教授等を経て現在に至る
日時

2019/3/20(水) 10:00 ~ 16:30

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
講師 FAMテクノリサーチ代表 / 岩手大学 理工学部 客員教授 博士(工学)山田 保治 先生
  住友化学工業(株),新日鐵化学(株),名古屋工業大学教授,京都工芸繊維大学教授等を経て現在に至る
日時 2019/3/20(水) 10:00 ~ 16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円

受講対象

 カップリング剤処理、表面処理、界面・分散性制御、密着・接着改良、微粒子(ナノ・メソポーラス材料)、
 コンパウンド、有機-無機複合材料(ナノコンポジット/ナノハイブリッド)、塗料、コーティング材料開発や
 新規な材料開発を行う企業の研究・開発・プロセス・生産・実装部門のスタッフ。

予備知識

 特に特別の知識は必要ありませんが、大学基礎課程の化学(有機化学、高分子化学、物理化学、分析化学)の基礎知識が
 あればより理解しやすいと思います。

習得知識

 1)シランカップリング剤の種類
 2)シランカップリング剤の選択基準・効果的使用法
 3)シランカップリング剤の作用機構
 4)ナノ粒子の調製と粒径制御法
 5)シランカップリング剤の表面処理法、表面分析/解析法

講師の言葉

 近年、シランカップリング剤は飛躍的に応用分野が広がり、多種多様な工業分野で使用されている。
 従来は界面の制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などに使用されていたが、さらに
新規機能材料として盛んに研究され、既に塗料やコーティング剤として実用化されている有機-無機複合
(ハイブリッド)材料の開発において、複合化に不可欠な薬品として使用され重要な役割を果たしている。
 このように、新規材料開発におけるシランカップリング剤の用途はますます拡大し重要となっている。
 本セミナーではシランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎をわかりやすく説明し、
 有機‐無機ハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調製と粒径制御、シランカップリング剤による
種々な材料への表面処理法や反応、処理表面の分析・解析などを具体的な実験例(マニュアル)を中心にやさしく
説明する。

プログラム

1.シランカップリング剤の概要
 1.1 シランカップリング剤とは
 1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
 1.3 シランカップリング剤の機能
 1.4その他のカップリング剤(チタネート系カップリング剤)
 1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法
2.シランカップリング剤の反応と作用機構
 2.1 シランカップリング剤の反応
 2.2 加水分解反応と縮合反応
 2.3 加水分解および縮合反応機構
 2.4 シランカップリング剤の反応性(反応速度)
 2.5 加水分解反応と縮合反応に及ぼす pH の影響
 2.6無機材料への作用機構
 2.7 有機材料への作用機構
3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
 3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
 3.2 シランカップリング剤の効果的な使い方
 3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?
4.ナノ粒子の調整法と粒径制御およびシランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
 4.1 ナノ粒子の調製法
 4.2 ゾル-ゲル法の基礎と応用
(a)ゾル-ゲル法の特徴、(b)ゾル-ゲル反応の支配因子、(c)ゾル-ゲル法の応用
 4.3 シリカの合成法、種類、構造と粒径制御
 (a)気相法、(b)液相法、(c)Stöber法
 4.4シリカの表面構造と反応性
 4.5 なぜ界面の制御が必要か?
 4.6 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
(1)表面処理法(a)固相法、(b)溶液法、(c)気相法
(2)種々の材料表面の前処理法(a)プラスチック、(b)金属、(c)シリコンウェハー、(d)カーボン、(e)ガラス板
(3)シルセスキオキサン粒子の調製
(4)ラダー型ポリシルセオキサンの調製
(5)シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例(a)ナノ粒子、(b)ガラス板、(c)シリコンウェハー、(d)ステンレススチール
5.表面キャラクタリゼーション―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
 5.1 シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
 5.2 表面状態の解析・評価方法 
(a)構造分析(FT-IR、NMR など)、(b)熱分析(DSC,TG-DTA など)、(c)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))
6.参考図書

講師紹介

・略歴
1971 年 名古屋工業大学 工学部 工業化学科卒業
1973 年 京都大学大学院 工学研究科 石油化学専攻修了
1973 年 住友化学工業株式会社中央研究所
1982 年 新日鐵化学株式会社 技術研究所、NY 事務所、本社(知的財産部、技術部)
2000 年 名古屋工業大学教授
2007年 京都工芸繊維大学教授
2012 年 京都工芸繊維大学特任教授、神奈川大学客員教授、岩手大学客員教授、中部 TLO 技術アドバイザー、 2015 年 高分子学会フェロー
2018 年 FAMテクノリサーチ代表 
・著作
シランカップリング剤、有機-無機複合(ハイブリッド)材料、ハイブリッドハードコート剤、ポリイミド、 気  
体分離膜関係書籍(技術情報協会、情報機構、シーエムシー出版、サイエンス&テクノロジーなど)多数
・研究分野
高分子合成、機能性高分子材料、複合材料(ナノハイブリッド材料)、ポリイミド、気体分離膜
・所属学会
高分子学会、日本ゾル-ゲル学会、日本膜学会 
・活動状況
Ziegler-Natta 系重合触媒、ポリオレフィン(PE、PP)、生体適合性材料、高機能高分子材料(ポリイミドなど)、
複合材料(ナノハイブリッド)、バイオベースポリマー(ポリ乳酸)、気体分離膜などの研究開発に従事