粉粒体を正しく扱い、高機能化に対処するための 粉粒体の基礎と表面改質・コーティング技術のポイント

案内
パンフレット
PDF印刷

粉粒体の基礎知識、各種分析方法、分散・凝集メカニズムとその評価方法、
分散性の改善や制御技術に活かすための表面改質法、ポリマーコーティング技術と応用例について解説する特別セミナー!!

講師 国立大学法人 山形大学 学術研究院 システム創成工学分野 教授 博士(工学)  木俣 光正 先生
日時

2017/7/28(金) 10:00 ~ 16:30

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
講師 国立大学法人 山形大学 学術研究院 システム創成工学分野 教授 博士(工学)  木俣 光正 先生
日時 2017/7/28(金) 10:00 ~ 16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円

予備知識

工学系の大学卒業程度の知識が必要と思われますが,粉粒体を既に扱っている,または,これから扱う技術者であれば理解できる内容と思われます。

習得知識

・粉粒体の基礎概念とその扱い方
・粉粒体の各種分析方法
・粉粒体の分散・凝集メカニズムとその評価方法
・粉粒体の物理的・化学的表面処理方法
・粉粒体への無機物,ポリマーコーティング技術

講師の言葉

 粉体は固体でありながら気体とともに舞ったり,液体のようにコップに入れたりすることができます。このような粉粒体を正しく扱うためには,
粉体の大きさや密度の考え方や粉体表面にはたらく付着力などの基礎知識を習得する必要があります。また,粉粒体の特性は多種多様であり,
分析する手法も様々な方法が存在しています。粉体の大きさの測定から表面分析,構造解析など基礎的な分析,評価方法を理解する必要があります。
さらに,粉粒体の分散・凝集理論,特にDLVO理論や吸着理論を学習することにより,スラリーなどの分散・凝集のメカニズムが理解できます。
また,化学的な表面処理方法を知ることにより,ハンドリング性の向上,特に分散性の改善や制御技術に活かすことができます。そして最後に,
酸化物やポリマー微粒子のコーティングによる高機能化への応用例について概説しますので,反応により微粒子の分散を制御することによる
応用技術の具体的なイメージが得られるとともに,様々な高機能化に対処できる技術が身につくことが期待できます。なお,応用例には単なる
化学反応だけでなく粉砕操作を用いたメカノケミカル反応についても実験例を説明いたします。

プログラム

1.はじめに(本セミナー概要)

2.粉粒体の基礎知識
 2.1 粉体とは(固体でありながら固体でない)
 2.2 粉体の大きさと分布
 2.3 粉体の密度
 2.4 粉体の表面電位
 2.5 粉体にはたらく付着力
 2.6 粉体の力学的特性(粉体の流動性)
3.粉粒体の分析方法
 3.1 粒子径,粒子径分布の測定
 3.2 電子顕微鏡による分析
 3.3 XPS,IRによる表面分析
 3.4 細孔構造解析,比表面積
 3.5 濡れ性,接触角
 3.6 ゼータ電位測定
4.粉粒体の表面改質法
 4.1 吸着の原理
 4.2 液相における粉粒体のDLVO理論
 4.3 界面活性剤の吸着による表面改質
 4.4 水溶性高分子の吸着による表面改質
 4.5 カップリング剤処理による表面改質
 4.6 反応容器の形状による流体の混合特性
5.粉粒体への無機物またはポリマーコーティング技術
 5.1 無機物コーティング法(金属アルコキシド法)
 5.2 シリカ微粒子のシード粒子成長法
 5.3 無機物コーティングによる機能性微粒子の調製
 5.4 ポリマーコーティング法とその応用例
 5.5 粉砕法(メカノケミカル法)による微粒化と表面改質
6.おわりに(まとめと今後の展望)

講師紹介

1997年3月 山形大学大学院工学研究科博士後期課程物質生産工学専攻修了・博士(工学)
1997年4月 神奈川工科大学工学部応用化学科 助手
2000年4月 山形大学工学部物質科学工学科 助手
2006年4月 山形大学工学部物質科学工学科 助教授
2015年10月 山形大学学術研究院システム創成工学分野 教授 現在に至る。

化学工学会,粉体工学会,日本MRS