1 腐食の基礎 Ⅰ電気化学反応としての腐食
1)両極の電位差
2)環境抵抗
3)両極の面積比
2 腐食の基礎 Ⅱ腐食の種類と形態
1)全面腐食と局部腐食
2)材料の淡水中での腐食に対する認識
3)全面腐食と局部腐食(pHd :脱不動態化pH)
4)局部腐食
(1)孔食
(2)応力腐食割れ
(3)すきま腐食
(4)潰食
5)その他
(1)脱成分腐食
a.黄銅の脱亜鉛腐食
b.鋳鉄の黒鉛化腐食
(2)電縫鋼管の溝状腐食
(3)銅管の蟻の巣状腐食
3 腐食の基礎 Ⅲ 腐食と水質
1)濃縮と水質変化のメカニズム
(1)水の濃縮ⅠⅡⅢⅣ
(2)水中の炭酸平衡
(3)水中で成立する方程式
2)炭素鋼の淡水中での腐食
(1)蒸気ドレン管の腐食
(2)同じ金属上に形成されるマクロセル腐食
(3)環境差によるマクロセル腐食
(4)鋼管の外面腐食
(5)亜鉛めっき鋼管の外面腐食
3)銅の淡水中での腐食
(1)孔食
(2)潰食
4)亜鉛の淡水中での腐食
・亜鉛めっき鋼管の孔食
4 水質の基礎
1)水質をどのように認識するか
2)水質分析結果をどう把握 するか
3)pHは何故変化するか
4)溶存酸素は何故変化するか
5)硬度成分は何故変化するか
6)シリカは何故変化するか
7)Mアルカリ度は何故変化するか
8)遊離炭酸は何故変化するか
9)塩化物イオンは何故変化するか
10)硫酸イオンは何故変化するか
11)アンモニウムイオンは何故変化するか
12)冷却水系のマテリアルバランス
13)ボイラーのマテリアルフロー
5 地中埋設管の腐食
6 淡水中の銅の腐食
1)銅Ⅰ型孔食
(1)空調銅コイル
(2)氷蓄熱銅コイル
(3)給水銅管
2)銅コイルの材料要因
3)アリの巣状腐食
7 淡水中における微生物腐食
8 RO処理水導水の腐食
9 建築設備の腐食
講師紹介
1975年九州大学大学院終了後 鹿島建設㈱に入社
2013年サムソン電子技術顧問 2015年4月退社
著書 水と腐食の教科書、配管防食マニュアル他多数
腐食防食学会 物理水処理分科会主査
建築設備技術小委員会委員長 多変量解析検討会主査
腐食防食ハンドブックCDROM版(丸善)編集委員長
防錆協会 防錆技術学校
腐食センター 運営委員
(財)日本科学技術連盟 品質管理ベーシックコース 主任講師
■賞歴
(財)日本科学技術連盟 第63品質管理ベーシック賞(1983)
(社)日本銅センター 銅センター賞(1997)
(社)空気調和・衛生工学会 技術賞(2000)
(社)建築設備技術者協会 環境技術優秀賞(2011)
(財)エンジニアリング協会 エンジニアリング功労者賞(2011)
(社)空気調和・衛生工学会 技術奨励賞(2012)
(公) 腐食防食学会 功績賞(2016)