信頼性活動を具体的に行うための
信頼性工学の基礎と寿命設計への応用
どのように信頼性を織り込めばよいか、市場クレームについてどんなデータを集めどのように解析すればよいか解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社ワールドテック 講師 皆川 一二 先生
(株)デンソーにて燃料噴射装置等の開発・設計に従事,
(株)デンソーテクノにてコンポーネント設計部長,品質教育講師等を経て,現職
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
予備知識
統計的データ解析の基礎(偏差、平方和、分散、標準偏差、正規分布)
習得知識
1)開発~生産でどのようにして信頼性を織り込めばよいか習得できる。
2)市場クレームについての解析方法を習得できる。
講師の言葉
“信頼性活動”は「ゆりかごから墓場まで」と言われていますように、信頼性においては、製品の一生を 考える必要があります。 あなたが上司から次の指示を受けました。 「今度の製品は重要な製品だ。信頼性の高い設計をしてくれ!」 「今度試作する製品の信頼性評価をしてくれ!」 「昨年量産した製品の市場不具合が発生した。調査分析し、処置を考えてくれ!」 さあ!あなたならどうしますか? 「何をしたら良いかわからない。」「どんなデータを集めたら良いかわからない。」「集めたデータをどう解析したら良いかわからない。」 こんな方はいらっしゃいませんか? このセミナーでは、“信頼性活動”は『何をすればよいか。』『どんなデータを集め、どのように解析すればよいか。』を 学びます。~さああなたも始めてみましょう! “信頼性活動”~
プログラム
1.信頼性とは (1)信頼性活動の狙い (2)信頼性の定義 2.信頼性をはかる尺度 (1)寿命に関する尺度 (2)保全に関する尺度 (3)クレームに関する尺度 3.故障はどのようにして起こるか (1)ストレス&ストレングスモデル (2)故障の分類 (3).故障のパターン (4)故障率のバスタブ曲線 4.信頼性を確保する活動 (1)信頼性をつくりこむ市場調査 a.市場の故障状況の把握 b.良品解析 (2)信頼性設計 (3)信頼性試験 (4)信頼性をつくりこむ生産 (5)信頼性を支える販売、サービス 5.信頼性データを解析する方法 (1)ストレス&ストレングスモデル (2)ワイブル解析 (3)ワイブル確率紙 (4)累積ハザード紙 6.演習
講師紹介
■略歴 1966年株式会社デンソー(当時は株式会社日本電装)に入社以来、2000GTをはじめ多くの燃料噴射装置や 電子式燃料噴射装置(以下EFI)の開発設計に従事。また、EFI用コンポーネント(インジェクタ、エアフロメータ、 フューエルポンプ、スロットルボデー等)の開発設計も担当。車載システムと製品開発設計で豊富な経験がある。 2003年株式会社デンソーテクノでEFI用コンポーネント設計部長。その後品質管理部で品質教育企画及び品質教育講師。 現在、株式会社ワールドテックにて開発設計・品質研修のコンサルタント及び研修講師として活躍中 ■おもな専門分野・研究分野 品質管理 ■所属学会 日本機械学会、 日本自動車技術会、品質管理学会、品質工学会 ■書籍名、発行元等 ①執筆(月刊誌) 原稿を作成 ・「新コロンブスの卵作戦-強い商品企画に挑む」(2000年 エレクトロニクス) ②記事掲載 (月刊誌) インタビュー内容を雑誌社が掲載 ・深化したビジュアルコラボレーション「e-Video」の衝撃(1999年 NEW MEDIA) ・テレビ会議で開発期間を大幅短縮(2000年 日経ビジネス) ・「シミュレーションファースト活動」(2000年 ANSYS) ■過去のご講演実績、テーマ等 講師実績 :品質の基礎、QCストーリー、設計FMEA、DRBFM、工程FMEA、品質機能展開、 デザインレビュー、信頼性入門、なぜなぜ分析、多変量解析、実験計画法 他品質関連 コンサルタント:製品の開発指導
