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実務に活かすための

設備・装置のバリデーションへの考え方と進め方   
-バリデーション/キャリブレーションとドキュメントの実際-
 ※講師体調不良のため中止となりました

設備・装置のバリデーションの基本的なアプローチの仕方と各段階の実施方法、実施計画書の作成ポイントと作業の妥当性、
ドキュメントのポイント、外部委託での留意点、現場で起きた疑問と対応例について、具体例を挙げて解説する特別セミナー!!

講師

エヌケイエス株式会社 前線本部 顧客担当G バリデーション担当  鈴木 竹一 先生

日時
会場

LEN貸会議室「御茶ノ水ニコライ堂前」4階F

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

特になし

習得知識

 1. 設備・装置のバリデーションの基本的な考え方が理解出来る。
 2. 設備・装置のバリデーションの進め方が把握出来る。
 3. バリデーション実施計画書の作成に必要なことが分かる。
 4. バリデーション作業を実施するときの重要ポイントが分かる。
 5. ドキュメントのポイントが分かる。
 6. 改定バリデーション基準のポイントが分かる
 7.「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」「PIC/S GMPガイドライン」など新しい規格との関連性が分かる。

講師の言葉

医薬品・医療機器・細胞培養の製造設備・装置に要求されるValidation/Calibrationをフィールドで実施する立場から、
「バリデーションの基本的なアプローチの仕方」「各段階の具体的アプローチの仕方と実施方法」
「バリデーション実施計画書の作成のポイント」「バリデーション作業の妥当性」「バリデーションドキュメントの実際」
等を具体的な資料(補足資料)を用いて解説します。
併せて、
「改定バリデーション基準」「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」「PIC/S GMPガイドライン」等の
最近の規格との関連性もご紹介します。
また、より理解を深めるために、現場で起こった疑問とその対応例を解説します。

プログラム

 1.設備・装置の主なバリデーション規格の要求内容
  1.1 バリデーション基準
  1.2 コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
                          など
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 2.バリデーションの基本的なアプローチの仕方(考え方)
  2.1 バリデーション実施のスタンス
  2.2 バリデーションの根拠は機能分析から
  2.3 バリデーションの機能関連図
  2.4 バリデーション実施項目の導き方
  2.5 実施項目の実例
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 3.各段階の具体的アプローチの仕方(考え方)
   3.1 バリデーションの各段階とその概要
  3.2 DQ:設計時適格性評価
  3.3 IQ:設備据付時適格性評価
  3.4 CAL:校正(キャリブレーション)
  3.5 OQ:運転時適格性評価
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 4.バリデーション実施計画書の作成のポイント
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 5.検証実務作業の妥当性
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 6.ドキュメントの役割と具体例
  6.1 ドキュメントの役割
  6.2 ドキュメントの具体例
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 7.ユーザーの立場で見るバリデーションドキュメントのポイント(1)(2)(3)
  ・手順書(キャリブレーション) 
  ・実施リスト
  ・教育記録書
  ・校正成績書(結果記録書)
  ・校正証明書
  ・実用標準器のトレーサビリティ体系図
  ・実用標準器の検査成績書
  ・参照標準器のトレーサビリティ体系図
  ・参照標準器の検査成績書
 €
 8.外部委託での留意点について
  8.1 外部委託先との業務の棲み分け
  8.2 外部委託先の条件
  8.3 外部委託でのメリット・デメリット
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 9.理解を深める為の「現場で起こった疑問と対応例(Q&A)」
   9.1 Q1:校正の定義の解釈を知りたい
   9.2 Q2:DQは実施しなければならないのか
   9.3 Q3:OQ(運転時適格性評価)は何を実施するのか
   9.4 Q4:コンピュータの使用者(ユーザー)と供給者(サプライヤー)の分担はどうしたら良いか?
   9.5 Q5:コンピュータ化システムのライフサイクルモデルにおいてDQの検証矢印は
      「要求仕様書」「設計仕様書」のみに矢印が向いているが、
      DQの定義から考えると「機能仕様書」にも矢印が向いていなくては?
   9.6 Q6:実際にプログラムテストとは、どんなことを行うのでしょうか?
   9.7 Q7:(プログラムテストと)システムテストとはどう違うのでしょうか?
   9.8 Q8:プログラムテスト、システムテストは、
       IQ(設備据付時適格性評価)、OQ(運転時適格性評価)とはどうちがうのか?
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 質疑応答
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  補足資料例
1. €コンピュータ化システム適正管理ガイドラインの作成文書(作業)とその内容
2. €クリーンルームの機能関連図(設備・装置の機能分析)
3. €クリーンルームの検証の基礎知識(DQ・IQ・CAL・OQ毎の実施項目)
4. €バリデーション実施項目の根拠資料の作成の仕方
5. €バリデーションの実施項目一覧(サンプル)
6. €バリデーション実施計画書のサンプル
7. €バリデーションドキュメントの妥当性の流れ(キャリブレーション)

講師紹介

1976年 エヌケイエス(株)入社 各業界の計測制御に携わる
2002年 バリデーションをシステムとして業務確立
  ISO90001製品/サービスの範囲《日本初》
   「医薬品・医療機器・食品・化粧品等の製造設備・機器のバリデーション業務」
  各規格における設備・装置のバリデーションのR&D