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気泡の混入問題に対応するための

高粘度流体における気泡発生メカニズムおよび脱泡技術

気泡が引き起こす問題事例と、泡の発生メカニズムや振る舞い、
バッチ式・連続式・新規の脱泡方法についてわかりやすく解説する特別セミナー!!

講師

名古屋工業大学 大学院物質工学専攻 准教授 博士(工学) 岩田 修一 先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

予備知識

特になし

習得知識

1) レオロジーに関する基礎的な知識
2) 脱泡に関する基礎的な知識

講師の言葉

高粘度の流体を扱うプロセスでは、気泡の混入は、製品の性能や見栄えに悪影響を及ぼす大きな問題であることが知られているが、
その対策は容易ではない。
講演では、この気泡が引き起こす問題事例のいくつかを紹介しながら、泡の発生メカニズムや泡の振る舞いについて説明する。
現在使われているバッチ式、連続式の脱泡方法について、その原理を中心に紹介する。
また、nanotech 2012に出展した高粘度溶液の特性を活用した新規な脱泡方法について原理や連続プロセス化への事例も
合わせて紹介する。

プログラム

1. はじめに
 1-1 高粘度流体のいろいろ
 1-2 泡が問題になる事例
2.泡のダイナミクス
 2-1 気泡上昇速度に与える因子
 2-2 溶液のレオロジー
3.泡の発生メカニズム
 3-1 泡はどこから来るのか?
 3-2 高粘性で問題となる気泡の混入の事例
4.脱泡方法のいろいろ
  4-1 バッチ式脱泡装置
  4-2 連続式脱泡装置
  4-3 新しい原理に基づく連続式脱泡方法の紹介
5. まとめ

講師紹介

H3 名古屋工業大学大学院物質工学専攻修了
H4-H8 三井東圧化学株式会社
H8- 名古屋工業大学応用化学科助手
H16-H17 アーヘン工科大学プラスチックプロセッシング研究所研究員
H23- 名古屋工業大学大学院物質工学専攻准教授

所属学会・協会:
化学工学会、日本機械学会、日本レオロジー学会、プラスチック成形加工学会