ゲノム薬理学 (ファーマコゲノミクス) の創薬と臨床応用における役割と位置づけ
- DNA 54 Years : Scientific Innovation and Regulatory aspects -
ヒトゲノム完全解読が齎したもの: 21世紀の医療と創薬
オーダーメイド医療と創薬:「個の医療」へ向けて・・・
ゲノム薬理学についてScientific InnovationとRegulatory Science の
両面から解説する特別セミナー!
- 講師
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大塚製薬(株)新薬開発本部・PGX室担当顧問
薬効ゲノム情報(株)ゲノムITセンター・センター長 今川 健一先生
- 日時
- 会場
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- 受講料
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1名:42,000円 同時複数人数お申込みの場合1名:37,800円
- テキスト
受講概要
予備知識
特になし
修得知識
1)PGt,PGxの事例 2)Regulatory Scienceの動向 3)医薬品開発(基礎研究と臨床開発)のトレンド
講師の言葉
2000年6月26日に、それまで約10年間継続してきた「国際ヒトゲノム計画: HGP (Human Genome Project)」の プロジェクトが、ヒトの遺伝子の解読(ドラフト) を終了させたことを受けて、医療と医薬品の世界が一変する ことになります。 この分野を我々は Pharmacogenomics (ゲノム薬理学) といいますが、その Platform はヒトの遺伝子配列 には、個々人間で遺伝子の配列に多型(SNP: Single Nucleotide Polymorphisms) が存在しているという事実に 基づいたものです。 例えば、医薬品のケースで言えば、 ■全てのヒトに効く薬は無い。 ■ある程度の頻度で薬剤には重篤な副作用が発現する。 ■薬は One size in All (All in One) では無く、その用法用量に個人差を勘案して処方しなければならない と言う、今日で言うところの「個の医療/オーダーメイド医薬品と医療」が今急速に認知されようとしています。 2001年以降のそういった医療と医学と生物学の激変の様相を、FDA は Initiative を取ってその変革をリード してきました。 今回はそういったScientific Innovation と Regulatory Science の両面からこの5年間の変貌を鳥瞰し、 来るべき2010年へ向けての展望について考えてみたいと思います。
プログラム
1: はじめに 窶梼ゥ己紹介-
2: DNA 50 Years (2003年) を振り返る
3: 医療現場での医薬品の現状と課題
-FDA/White Paper(FDA白書) が警鐘している現状と課題-
4: 原因と解決策
4-1: Lesson from History. 4-2: Human Genome Project. 4-3: Post-Genome Sequencing Era.
5: PGt/PGx の過去の事例に学ぶ
6: Regulatory Science の動向
Valid Biomarkers approved by FDA