バイオリアクターをより高度に使いこなすための バイオリアクターの装置及び操作の設計論               
           ~速度論に基づく制御・スケールアップ~

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バイオリアクターの基本、容器・装置・操作設計に関わる知識・ノウハウ、
スケールアップ、細胞培養における注意点について、分かりやすく解説する特別セミナー!

講師 大阪工業大学工学部生命工学科 
准教授  博士(工学) 長森 英二 先生
日時

2019/7/30(火) 10:00 ~ 16:30

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
講師 大阪工業大学工学部生命工学科 
准教授  博士(工学) 長森 英二 先生
日時 2019/7/30(火) 10:00 ~ 16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円

予備知識

高校初級レベルの物理、数学


受講対象者

・バイオリアクターをこれからの業務で使用する必要がある初心者
・バイオリアクターを業務で活用していて,理論を更に深く理解したい技術者
・バイオリアクターの現状と将来像を知り,ビジネスの可能性を探索したい企画職



習得知識

1)バイオリアクターを使用するための基本やノウハウの概要
2)バイオリアクターをより高度に使いこなすために必要な操作設計に関わる知識
3)バイオリアクターや周辺技術の今後の発展の方向性に関する知識

講師の言葉

 発酵工程における微生物活用や藻類バイオマス、抗体医薬製造や再生医療用細胞製造など、細胞培養の産業応用への期待が高まるにつれ、
物質収支と速度論に基づいてバイオものづくりを設計・オーガナイズできる人材の育成は重要性を増している。
この技術分野は生物化学工学と呼ばれ、醸造・発酵技術の発展と共に体系化され、抗生物質やバイオ医薬品の製造などに実践的に展開されてきた。
 本セミナーでは、バイオリアクターの基本から、容器・装置・操作の設計論の基本的事項を解説し、各種細胞への適用における注意点を述べる。
本セミナーが対象とする技術の範囲は極めて広く、一日で全てをお伝えすることは難しいが、可能な限り平易にエッセンス・考え方に絞って講義する。
ユーザーの立場から、どのように装置を使いこなすかという操作の基本事項を押さえて頂き、
今後より深く生物化学工学を学んで頂くきっかけとしてご活用頂きたい。

 

プログラム

1.バイオリアクターとは何か(概論)
  1-1.バイオリアクターの活躍の場
        ~醸造、発酵、環境浄化からバイオ医薬品、再生医療まで~
  1-2.一般的なバイオリアクターの形状
        ・通気撹拌型
        ・気泡塔型
        ・固定化担体,固定化細胞の活用
        ・センサー,制御系
  1-3.バイオリアクター運転の基本プロセス および操作上の注意点 
    ・滅菌
    ・培地仕込み
    ・洗浄方法
    ・他
  1-4.フラスコ培養とバイオリアクターのちがい
  1-5.バイオリアクターにおいて大事な操作変数と、各種制御の実装
  1-6.バイオリアクターの基本的取り扱い
    ・バイオリアクターのメンテナンス
    ・バイオリアクターのコンタミ対策
    ・起こりがちなトラブルと対処法
    ・他
 
2.バイオリアクターに関わる反応の定式化と、操作設計への活用
  2-1.一次反応速度式の記述法
  2-2.増殖速度論、殺菌速度論
       ・指数的増殖
       ・比増殖速度
       ・比消費速度
       ・比生産速度
       ・モノーの式
  2-3.回分培養操作
       ・増殖連動型
       ・増殖非連動型
       ・基質/生産物による阻害と解除
  2-4.流加培養操作
  2-5.連続培養操作
  2-6.酸素供給速度論
       ・酸素移動容量係数

3.スケールアップの方法論、実際
  3-1.スケールアップの指標
       ・撹拌動力
       ・シェアストレス
       ・酸素供給速度
  3-2.スケールアップの設計式
       ・無通気培養
       ・通気撹拌培養
  3-3.スケールアップの留意点

4.各種細胞の大量培養における注意点
  4-1.微生物培養の実際、注意点
  4-2.動物細胞培養の実際、注意点
  4-3.iPS細胞培養の実際、注意点

5.将来展望(時間が不足した場合は割愛)
      ・不均一構造の構築に挑む複雑組織工学
      ・生体内環境模倣培養による機能的組織の育成
      ・臓器リアクターの実現に足りないもの

6.質疑応答


講師紹介
2001年3月 名古屋大学大学院工学研究科生物機能工学専攻博士後期課程修了 博士(工学)
2001年4月 生物系特定産業技術研究開発推進機構(BRAIN) 博士研究員
2002年7月 株式会社豊田中央研究所 バイオ研究室 研究員
2011年6月 大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻生物工学コース 講師
2016年4月 現職

研究分野
植物細胞の大量培養技術,遺伝子組換え酵母の大量培養技術,遺伝子組換え大腸菌の大量培養技術,
ヒトiPS細胞の大量培養技術,培養骨格筋の組織工学,培養骨格筋の機能的培養・機能的アッセイ技術,の開発

所属学会・協会
・日本生物工学会(和文誌編集委員副編集長)
・化学工学会(バイオ部会幹事)
・日本動物細胞工学会
・日本再生医療学会(代議員)
・バイオインダストリー協会