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セミナー案内

回転機械の振動トラブル防止のための回転機械における振動解析手法および振動発生原因と低減策

回転機械の振動基礎,振動解析手法,振動診断法,振動低減方法について解説する特別セミナー!!

講師 長岡技術科学大学 名誉教授 工学博士 矢鍋 重夫先生
日時 2012年03月23日(金) 10:30~17:20
会場 総評会館 (東京・御茶ノ水)
  • 開催会場
受講料(消費税等込) 1名:47,250円 同時複数人数申込みの場合 1名:42,000円
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予備知識

 大学機械工学科3年程度の数学・力学・材料力学の基礎知識

習得知識

 1)回転機械の振動に関する基礎事項
 2)回転機械の振動問題解決の流れ
 3)FEMなどによる振動解析手法
 4)振動データの解釈
 5)振動低減策の立案

講師の言葉

 回転機械は、回転することで機械内に加振力が発生するため、回転部分をもたない機械に比べて、振動トラブルの
発生率が高くなります。回転機械の開発・設計においては、常に、小型・軽量化、高速化、高性能化等の市場の
要求に対応するする必要がありますが、一般に、これらの要求は、機械に様々な振動を発生しやすくする傾向に
あります。設計段階で当該機械の性能実現・強度確認だけでなく、想定される振動についても検討を行うことは、
その後の振動トラブルに対しても極めて重要です。
 本講義は、上記のような事前の振動検討を行うために必要な、機械振動の基礎知識、振動解析手法、振動
診断法などについて、易しく説明するものです。まず、回転機械のロータの曲げ振動とねじり振動について、
その基本的な共振特性と共振低減策について説明します。次に、実機のロータ・軸受系のようにより複雑な系の
振動解析を行うための手法(有限要素法と複素固有値解析や強制振動解析を組み合わせた方法)について、
例題を挙げて説明します。さらに、すべり軸受で支持したロータの不安定振動、がたと摩擦によって発生する
回転軸の後向き・前向きふれまわり、振動診断(振動の特長と低減方法)についても簡単に解説します。

プログラム

1. 回転機械設計のトレンド(高速化・軽量化)と振動発生例 
2. 回転機械の振動基礎(曲げ振動)
 1)基本ロータとばね質量系の類似性
 2)運動方程式
 3)減衰自由振動
 4)不つりあい強制振動
 5)応答曲線
 6)減衰比の求め方
 7)振動低減法
 8)ロータのつりあわせ
 9)振動絶縁と防新ゴム
3. コンピュータによるロータ・軸受系の振動解析
 1)有限要素法による連続系の離散化(M,Kマトリクスの導出)
 2)MK系の固有値解析
 3)MCK系の固有値解析
 4)解析プログラム例
  a)両端ばね・ダンパ支持した軸の減衰固有振動数とモード減衰比
  b)最適減衰
  c)不つりあい応答解析(2円板弾性ロータ)
4. すべり軸受の動特性とロータ・軸受系の安定性
 1)真円すべり軸受の油膜圧力分布とばね・減衰係数
 2)ロータ・軸受系の不つりあい振動解析と安定性解析
 3)オイルホイップ防止法
5. 回転軸系および歯車を含む軸系のねじり振動
 1)多円板ねじり振動系の固有振動数
 2)がたを含むねじり振動系の強制振動
 3)歯車を含む軸系の振動解析
 4)かみあいばね定数
 5)歯形誤差
 6)回転伝達誤差
 7)最適歯形修正
 8)一対の歯車のねじり振動応答
6. 振動トピックス
 1)危険速度通過時のロータと振れ止めの振動衝突と後向きふれまわり
 2)ガイドローラの騒音・振動と乾性摩擦による前向きふれまわり
7. 振動診断

講師紹介

 1968年3月 東京工業大学理工学部機械工学科卒業
 1973年3月 同大学院博士課程機械工学専攻修了
 1973年4月 東京工業大学工学部助手 
 1980年4月 長岡技術科学大学工学部助教授
 1990年4月 同大学 教授
 2010年3月 同大学 定年退職 

 専門分野: 機械力学、回転機械の振動、柔軟媒体搬送シミュレーション
 研究テーマ:危険速度通過時の回転軸の振動、遊星歯車装置太陽軸の特異振動、接触・衝突による回転軸のふれまわり、
         ベルトのスキュー、給紙機構における紙の分離挙動、紙しわ・スキュー、フィルムのスキューと折れしわ
 日本機械学会(フェロー、正員、理事2期2年、評議員、商議員)
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